何かが存在している家 崩壊寸前の4人家族の様子が浮き彫りに 「プレゼンス 存在」本編映像

2025年3月7日より劇場公開される、スティーヴン・ソダーバーグ監督初のホラー映画「プレゼンス 存在」から、3種の本編映像が公開された。
1本目は、”認識”にまつわる映像。引っ越しをしてから家の中にいる何かを感じ取っている10代の少女のクロエ。物が動いたり、何か強烈な思いを感じることもある。家族へ相談するも、誰も何も感じていない。それぞれ、娘の精神状態を心配する父、妹のせいで学校でバカにされるとつっかかる兄、そして我関せずの母と、さまざまな反応を見せる。仲むつまじいとは言えない、不安定な家族の関係が露呈している。
2本目は、”動揺”にまつわる映像。妹のクロエだけが感じ取っていた何かについて、明確に家族全員が感じ取ってしまう出来事が起こる。急いで家を出てポーチで話し合おうとするが、やめていたタバコを吸い始める母レベッカ、さらに妹につっかかる兄タイラー、怒る父クリスと、姿を現さない何かにおびえ、音を立てて家族が崩壊してゆく様子が描かれている。
3本目は、”措置”にまつわる映像。前の持ち主の時からこんなことがあったのではと勘ぐるも、そうではないことがわかる。そこで、千里眼の持ち主だという不動産屋の姉を家に招くことに。存在を実際に感じ取った家族だったが、妹&父と兄&母では明らかに温度感が違うことが浮かび上がる。
「プレゼンス 存在」は、全編が”幽霊目線”の一人称で描かれ、映画を見る者が幽霊と一体となる実験的なホラー映画。崩壊寸前の4人家族が引っ越してきた大きな屋敷を舞台に、家の中に自分たち以外の何かが存在しているように感じてならない10代の少女クロエら、家族の物語が描かれる。「オーシャンズ」「マジック・マイク」シリーズなどの監督スティーヴン・ソダーバーグと、「ミッション:インポッシブル」「ジュラシック・パーク」などを生み出した脚本家デヴィッド・コープがコンビを組んだ。ルーシー・リュー、カリーナ・リャンらが出演している。
【作品情報】
プレゼンス 存在
2025年3月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給 ロングライド
(c) 2024 The Spectral Spirit Company. All Rights Reserved.
記事提供元:映画スクエア
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