なぜヨーロッパで日本犬が大人気?イタリアからスペインへ、柴犬の赤ちゃんに密着!
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「世界を救う!ワンにゃフル物語 柴と三毛と亀梨くん」(水曜夜6時25分)。テレ東初MCの亀梨和也が犬の姿で、毒舌キャラの柴犬・七之助(声:バイきんぐ・小峠英二)と共に“ワンダフルでハートフル”=ワンにゃフルな映像をお届け!
5月7日(水)放送から、「なぜヨーロッパで日本犬が大人気?」の謎を追う新企画を振り返る。
【動画】なぜヨーロッパで日本犬が大人気?イタリアからスペインへ、柴犬の赤ちゃんに密着!
近年、アメリカ、ヨーロッパ、南米など世界中で姿を見かける日本犬。「日本犬」とは、日本在来の犬種で、国の天然年記念物に指定されている柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の六犬種を指す。
特にヨーロッパでは日本犬が大人気で、秋田犬の登録頭数は日本の3倍近く(イタリア:904匹、日本:344匹)、柴犬も1300匹を超えている。人気の謎を解き明かすべく、イタリア&スペインで大調査!

まずは、イタリアの水の都ヴェネツィアへ。町全体が世界遺産の、世界有数の水上都市。主な移動手段はゴンドラや水上バスのため、ワンちゃんたちも船に乗るのが日常なのだ。

すると、ゴンドラで優雅にゆられる柴犬を発見! 名前は “ヨシ”。飼い主のティッツィアーナさんによると、「言葉自体の意味は知らないけど、日本語で響きが気持ち良いから“ヨシ”にしたの」と命名の理由を。

家ではヨシの子供たちが待っているとのことで、世界遺産を散歩しながらティッツィアーナさんのお家に向かうことに。
「柴犬」は日本犬の中で唯一の小型犬。もともとは山岳地帯に生息し、猟犬として人々の生活を支えていた。

ヨシが町を歩けば、「撫でてもいい?」と人だかりができる。「ヨーコがいるわ」と駆け寄ってきた旅行中の女性は、ハンガリーの自宅で柴犬の“ヨーコ”を飼っているそうで、オノ・ヨーコから命名したそう。

海外では日本犬に日本語の名前を付けることが多いのだ。

こちらがティッツィアーナさんのご自宅。柴犬愛が強い門が開くと、柴犬の“リュウジン”と夫のダミアーノさんが出迎えてくれた。

さらに、「ルパン三世」の峰不二子から命名した“フジコ”、おもちゃをくわえて出迎えてくれた“ミサキ”、さらに生後1ヵ月の柴犬の赤ちゃんたちも…と、なんと柴犬は全部で15匹!

ティッツィアーナさんと柴犬との出会いは16年前。きっかけは息子が町で柴犬を見かけて教えてくれたこと。「最初はキツネみたいな可愛い見た目に一目惚れしたけど、今はサムライのような忠誠心とプライドを柴犬が持っている事に気づいて、どんどん好きになっていったの」と、今では大家族に。
しかし、生後3ヵ月半のヤンチャな女の子とは、この日でお別れ。これから約1000㎞離れた新しい飼い主さんの元へ旅立つのだという。

新しい飼い主は、客室乗務員としてJALに12年間勤めていたという、日本語も話せるヘスースさん。ネットでティッツィアーナさんと知り合い、2ヵ月前に自宅で顔合わせをして柴犬の引き渡しが決まったそう。空港でヘスースさんと再会した芝犬の赤ちゃんは、嬉しそうに駆けより、顔をペロペロ。すっかり懐いているよう。名前は“ヒメ”。「お姫様に見えるから名前は姫(ヒメ)にしたよ」とヘスースさん。

そして、ティッツィアーナさんとはここでお別れ。ティッツィアーナさんは「生まれた時からミルクで育ててきたから寂しいわ」と、ヒメを抱きしめキスをして「元気でね」と送り出した。

ヒメはヘスースさんと一緒に飛行機でスペインのマヨルカ島へ。地中海に浮かぶヨーロッパ有数のリゾート地だ。

5時間の初フライトも問題なく元気いっぱいに降り立ったヒメを待っていたのは、先住犬の柴犬“ヒロシ”と“ミライ”の2匹。

すると、それまで人懐っこく愛嬌を振りまいていたヒメに異変が。尻尾を丸めて、警戒している様子。

ヘスースさんの自宅に到着後も、先住犬の2匹は歩み寄ろうとするが、ヒメは歯をむき出しにして威嚇しなかなか心を開かない。
「3匹には仲良くなって欲しい」というヘスースさん。これには、ある思いがあった。
ヘスースさんは、仕事でロンドンに常駐していた時、日本に居た時とは違い家にこもりがちになっていた。ある日、町を散歩する柴犬を見かけて「歩き方がスゴく可愛いくて」と目を奪われる。「ワンちゃんがいれば外出するきっかけにもなるし、なにより柴犬は僕が好きな日本のワンちゃんだしね」と柴犬を飼うことに。
沈んでいた心を明るくしてくれたのが最初に迎えた柴犬の“マルギー”だった。2年後には“ヒロシ”も家族に。しかし、マルギーは4年前に脳の病気で亡くなった。

「マルギーが死んだときにヒロシがとても寂しそうで。だから2年前にミライを家族に迎えて」。そのヒロシも現在12歳。「ヒロシがいなくなった時にミライが寂しくないようにヒメを迎えたんだ」というヘスースさんは、「だから3匹には仲良くなって欲しい」と願っているのだ。

そこでヘスースさんは、3匹をとっておきの場所に連れていくことに。世界遺産の絶景散歩で、ヒメはヒロシとミライと仲良くなれるのか!? そしてヨーロッパで日本犬が人気の理由も明らかに! 「ネットもテレ東」、「TVer」で期間限定見逃し配信中!
5月7日(水)放送から、「なぜヨーロッパで日本犬が大人気?」の謎を追う新企画を振り返る。
【動画】なぜヨーロッパで日本犬が大人気?イタリアからスペインへ、柴犬の赤ちゃんに密着!
なぜヨーロッパで日本犬が大人気?
近年、アメリカ、ヨーロッパ、南米など世界中で姿を見かける日本犬。「日本犬」とは、日本在来の犬種で、国の天然年記念物に指定されている柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の六犬種を指す。
特にヨーロッパでは日本犬が大人気で、秋田犬の登録頭数は日本の3倍近く(イタリア:904匹、日本:344匹)、柴犬も1300匹を超えている。人気の謎を解き明かすべく、イタリア&スペインで大調査!

まずは、イタリアの水の都ヴェネツィアへ。町全体が世界遺産の、世界有数の水上都市。主な移動手段はゴンドラや水上バスのため、ワンちゃんたちも船に乗るのが日常なのだ。

すると、ゴンドラで優雅にゆられる柴犬を発見! 名前は “ヨシ”。飼い主のティッツィアーナさんによると、「言葉自体の意味は知らないけど、日本語で響きが気持ち良いから“ヨシ”にしたの」と命名の理由を。

家ではヨシの子供たちが待っているとのことで、世界遺産を散歩しながらティッツィアーナさんのお家に向かうことに。
「柴犬」は日本犬の中で唯一の小型犬。もともとは山岳地帯に生息し、猟犬として人々の生活を支えていた。

ヨシが町を歩けば、「撫でてもいい?」と人だかりができる。「ヨーコがいるわ」と駆け寄ってきた旅行中の女性は、ハンガリーの自宅で柴犬の“ヨーコ”を飼っているそうで、オノ・ヨーコから命名したそう。

海外では日本犬に日本語の名前を付けることが多いのだ。

こちらがティッツィアーナさんのご自宅。柴犬愛が強い門が開くと、柴犬の“リュウジン”と夫のダミアーノさんが出迎えてくれた。

さらに、「ルパン三世」の峰不二子から命名した“フジコ”、おもちゃをくわえて出迎えてくれた“ミサキ”、さらに生後1ヵ月の柴犬の赤ちゃんたちも…と、なんと柴犬は全部で15匹!

ティッツィアーナさんと柴犬との出会いは16年前。きっかけは息子が町で柴犬を見かけて教えてくれたこと。「最初はキツネみたいな可愛い見た目に一目惚れしたけど、今はサムライのような忠誠心とプライドを柴犬が持っている事に気づいて、どんどん好きになっていったの」と、今では大家族に。
しかし、生後3ヵ月半のヤンチャな女の子とは、この日でお別れ。これから約1000㎞離れた新しい飼い主さんの元へ旅立つのだという。

新しい飼い主は、客室乗務員としてJALに12年間勤めていたという、日本語も話せるヘスースさん。ネットでティッツィアーナさんと知り合い、2ヵ月前に自宅で顔合わせをして柴犬の引き渡しが決まったそう。空港でヘスースさんと再会した芝犬の赤ちゃんは、嬉しそうに駆けより、顔をペロペロ。すっかり懐いているよう。名前は“ヒメ”。「お姫様に見えるから名前は姫(ヒメ)にしたよ」とヘスースさん。

そして、ティッツィアーナさんとはここでお別れ。ティッツィアーナさんは「生まれた時からミルクで育ててきたから寂しいわ」と、ヒメを抱きしめキスをして「元気でね」と送り出した。

ヒメはヘスースさんと一緒に飛行機でスペインのマヨルカ島へ。地中海に浮かぶヨーロッパ有数のリゾート地だ。

5時間の初フライトも問題なく元気いっぱいに降り立ったヒメを待っていたのは、先住犬の柴犬“ヒロシ”と“ミライ”の2匹。

すると、それまで人懐っこく愛嬌を振りまいていたヒメに異変が。尻尾を丸めて、警戒している様子。

ヘスースさんの自宅に到着後も、先住犬の2匹は歩み寄ろうとするが、ヒメは歯をむき出しにして威嚇しなかなか心を開かない。
「3匹には仲良くなって欲しい」というヘスースさん。これには、ある思いがあった。
ヘスースさんは、仕事でロンドンに常駐していた時、日本に居た時とは違い家にこもりがちになっていた。ある日、町を散歩する柴犬を見かけて「歩き方がスゴく可愛いくて」と目を奪われる。「ワンちゃんがいれば外出するきっかけにもなるし、なにより柴犬は僕が好きな日本のワンちゃんだしね」と柴犬を飼うことに。
沈んでいた心を明るくしてくれたのが最初に迎えた柴犬の“マルギー”だった。2年後には“ヒロシ”も家族に。しかし、マルギーは4年前に脳の病気で亡くなった。

「マルギーが死んだときにヒロシがとても寂しそうで。だから2年前にミライを家族に迎えて」。そのヒロシも現在12歳。「ヒロシがいなくなった時にミライが寂しくないようにヒメを迎えたんだ」というヘスースさんは、「だから3匹には仲良くなって欲しい」と願っているのだ。

そこでヘスースさんは、3匹をとっておきの場所に連れていくことに。世界遺産の絶景散歩で、ヒメはヒロシとミライと仲良くなれるのか!? そしてヨーロッパで日本犬が人気の理由も明らかに! 「ネットもテレ東」、「TVer」で期間限定見逃し配信中!
記事提供元:テレ東プラス
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