横浜美術館がリニューアルオープン記念展 「おかえり、ヨコハマ」2月8日から
リニューアルを経た横浜市の「横浜美術館」が、2月8日(土)に全館オープンを迎える。これを記念して、2月8日(土)~6月2日(月)の期間、リニューアルオープン記念展「おかえり、ヨコハマ」を開催する。同時開催で「横浜美術館コレクション展」として、横浜にゆかりのあるアーティスト・淺井裕介氏による新作や、休館中に収蔵した作品も紹介する。
蔵屋美香氏の横浜美術館館長就任後初となる自らの企画による展覧会。おなじみの名作に加え、各所から作品を借りて、アーティストにも新作を依頼。「おかえり、ヨコハマ」のタイトルには、「久しぶりに横浜美術館が帰ってきた」という意味と、「異なる時代にいろいろな地域からやってきて横浜に暮らした(あるいは現在暮らす)さまざまな人たちを、あらためて『おかえり』と言って迎え入れたい」という希望が込められている。
「横浜」をキーワードに「多様性」というテーマの下、絵画・写真・工芸・映像などの作品や資料を通して、新たな視点で意外な横浜の歴史を深掘りする。セザンヌ・ピカソ・マグリットや奈良美智など、近代美術の名作から現代美術の名作もそろう。子どものために作品を選び、見やすいよう工夫して展示する「子どもの目でみるコーナー」を会場内に設置するので、親子で作品について話しながら鑑賞を楽しめる。
横浜美術館の開館時間は、10時~18時(入館は17時30分まで)。木曜休館。ただし3月20日(木・祝)は開館し、3月21日(金)は休館。観覧料は、一般1800円、大学生1500円、高校・中学生900円、小学生以下無料。障がい者手帳所持者と介護者(1人)は無料。同時開催する横浜美術館コレクション展も、「おかえり、ヨコハマ」展チケットで観覧当日に限り入場できる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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