「自分を見失わないように」 米挑戦の岩井明愛・千怜ツインズが授かった“金言”
岩井明愛、岩井千怜のツインズが15日、都内で要具契約を結ぶヨネックスのイベントに参加。米国女子ツアー挑戦に向けての意気込みを語るとともに、先輩から“金言”を授かったことを明かした。
昨年12月の米最終予選会(Qシリーズ)で千怜が2位、明愛が5位に入り、そろって2025年シーズンの出場権を獲得。その期間中は大きな緊張に見舞われたというが、開幕前に幼少期から指導を受けている永井哲二コーチと連絡をとり、気持ちを落ち着けたという。
「心配しすぎて『なにか(修正点)ありますか?』とスイング動画を送ったんです。でも『大丈夫だよ』と返事をくれて、それでけっこう勇気が湧きました。アドバイスというよりは先生の言葉が欲しかったので、心が落ち着きました」(千怜)
帰国後にはレジェンドから金言も授かった。米男子ツアー3勝の丸山茂樹からは、海外選手の技術を“盗む”ことを学んだ。明愛は「海外には強い選手がたくさんいる。練習中にクラブを見せてもらったり、うまい選手がどんなクラブを使っているか、打ち方とか、自分にとってプラスになることを探していきたい」と、アドバイスを受け止めた。
同時に、リフレッシュ法にも興味深々。「丸山さんが言っていた、ハンバーガー店巡りをやってみたい」(千怜)と海外生活への期待を膨らませている。
さらに、米女子ツアー9勝で元世界ランキング1位の宮里藍からは「自分を見失わないように、軸を持っておくことが大事」という言葉をもらった。この金言を胸にオフを過ごし、調整を続けている姉妹。年明けにはすでにタイで合宿を実施し、初戦に向けた準備を着々と進めている。
2月6日(木)開幕の「ファウンダーズカップ」(米フロリダ州)がデビュー戦となる。ルーキーイヤーでのシード権獲得、初優勝という目標に向けて、まもなく飛び立つ。(文・笠井あかり)
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