「ランドセルは海を越えて」 アフガニスタンの子どもたちへプレゼント
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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子どもが成長すれば使わなくなるランドセル。でも丈夫な革製品、その再利用法に頭を悩ませる人も少なくない。例えば、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもたちにプレゼントするという方法がある。国際社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」(クラレ・東京)の2025年度のランドセル募集が始まった。
ランドセル用素材として7割のシェアを占める人工皮革を生産するクラレが主催。全国から使い終わったランドセルを集めて、ノートや鉛筆などの学用品と一緒にアフガニスタンの子どもたちにプレゼントする。今年で22年目の活動で、これまでに約16万個のランドセルが海を越えた。2024年度に集まったランドセルと学用品は、ジャララバード(ナンガハール州の州都)にクリニックと事務所を置くアフガン医療連合センターの協力のもと、2024年8月25日から配付が開始され、ナンガハール州ダレヌール郡の子どもたちのもとに無事届けられている。
応募は「ランドセルは海を越えて」のキャンペーンサイトから申し込み、指定された送り先まで送付する。一部でも豚革が使用されているランドセルは、宗教上の理由からアフガニスタンに送れないので注意を。予定応募数に達した時点で受け付け終了となる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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