エマニュエルを快感へ導く若い女性が登場　「エマニュエル」本編映像

　2025年1月10日より日本公開される、1974年に映画化され全世界で話題を呼んだ「エマニエル夫人」を、新鋭女性監督のオードレイ・ディヴァンが映画化した「エマニュエル」から、エマニュエルを快感へ導く若い女性が登場するシーンの、本編映像が公開された。

　ホテルの品質管理の仕事を請け負うエマニュエルは、監視室のベテラン従業員（アンソニー・ウォン）から、プールの常連客ゼルダの存在を教えられる。宿泊客でもないのに、毎日のようにプールサイドで本を片手に男性客とおしゃべりをするゼルダは、やがて人が寄り付かない敷地の奥にある小屋へと消えていく。気になったエマニュエルがあとを追うと、そこには男性客と情事を重ねるゼルダの姿があった。エマニュエルの視線に気付くもあせることのないゼルダから、エマニュエルは目が離せなくなってしまう。

　1974年の「エマニエル夫人」にも、性に奔放なマリアンジュという若い女性が登場する。ゼルダにもその影が見られるが、彼女の場合は自身の体が求めるものが何であるかを知っており、エロティシズムにおいて一番大事なものは何かをエマニュエルに指南する。本作では、やがてエマニュエルとゼルダの関係がシスターフッドに近いものに変化し、過去作では男性を通して描かれた“女性同士の連帯”を描くための重要な役割が与えられている。

　「エマニュエル」は、オードレイ・ディヴァンが監督がまったく新しい解釈で映画化した作品。仕事でオーナーからの査察依頼を受け、香港の高級ホテルに滞在しながらその裏側を調べ始めるエマニュエル。ホテル関係者や妖しげな宿泊客たちとの交流が、彼女を禁断の快楽へといざなっていく。「燃ゆる女の肖像」「TAR／ター」などのノエミ・メルランが主演し、ウィル・シャープ、ナオミ・ワッツらが共演する。

【作品情報】
エマニュエル
2025年1月10日（金） TOHOシネマズ 日比谷他全国公開
配給：ギャガ
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