2024年も純烈を直撃!「あの時、小田井さんが…」日本武道館公演の裏側を激白:年忘れにっぽんの歌
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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12月31日(火)午後4時~6時間放送! 「第57回年忘れにっぽんの歌」。
テレ東が誇る年末恒例歌特番も今年で57回目。半世紀以上にわたり、日本を代表する歌手が誰もが口ずさめる名曲をお届け。
今回は、会場を「相模女子大学グリーンホール」に移し、視聴者を裏切らない「絶対にはずさない名曲」の数々、豪華歌手の夢の競演を6時間にわたっておくる。
【左から:美川憲一、大月みやこ、五木ひろし、小林幸子】
今年開局60周年を迎えたテレ東。テレ東と共に歴史を刻み、歌手生活60周年というメモリアルイヤーを迎えた大月みやこ、五木ひろし、美川憲一、小林幸子が豪華なステージをお届け!
2024年は念願の日本武道館公演を成功させ、2025年3月からはテレ東で主演ドラマ「今夜は…純烈」が放送される純烈は、敏いとうとハッピー&ブルーの「星降る街角」と「いい湯だな」のドリフバージョンをカバーし、前川清の「長崎は今日も雨だった」をバックコーラスで盛り上げる!
【動画】「純烈・初の日本武道館!~純烈魂~」
【動画】「今夜は…純烈」ティザー
さらに今年は、若手歌手5名が初登場! 新浜レオン、真田ナオキ、辰巳ゆうと、青山新、田中あいみがフレッシュで個性豊かなステージで魅了する!
▲左から、岩永洋昭、白川裕二郎、酒井一圭、後上翔太
「テレ東プラス」恒例、2024年も勢いが止まらない純烈を直撃! 11月25日(月)に行われた日本武道館公演の裏側から、明治座・新歌舞伎座、座長公演の稽古に至るまで……ロングインタビューをお届けする。
「稽古場でずっと笑い続けてるのが昔の純烈そのものというか…ほんまに懐かしくて、楽しかった」(酒井)
――「第57回 年忘れにっぽんの歌」の収録は、相模女子大学グリーンホールで行われました。純烈さんがコンサートを開く会場でもありますが、収録はいかがでしたか?
酒井「ホーム感があったよね」
後上「(グリーンホールは)コンサートツアーの序盤で行かせていただくことが多いので、“ここから始まるぞ感”が強い場所です」
白川「僕は(目の前に貼られた料金表を見ながら)1日の使用料がいくらぐらいなのかな~と……(笑)」
岩永「見てた、見てた」
後上「いくらぐらい?」
白川「言えるわけないでしょ(笑)」
――岩永「さんは、純烈としては最後のご出演になります。どのような気持ちで歌いましたか?
岩永「大先輩の前川清さんと『長崎は今日も雨だった』をご一緒させていただきました。前川さんは自分と同じ長崎県のご出身ということもありますし、大先輩の後ろでコーラスをさせていただいて…“ただただ楽しまなきゃ損だ!”と思いながら歌わせていただきました」
――「星降る街角」、豪華な顔ぶれとともに「いい湯だな」も披露します。
酒井「僕らはお風呂屋さんから出てきたグループなので、今年は当時から歌っていた『いい湯だな』を、錚々たる歌手の皆さんと歌うことができて、『8時だョ!全員集合』っぽくなっているんじゃないかなと思います」
後上「3年前の『年忘れにっぽんの歌』にザ・ドリフターズのお三方(加藤茶・仲本工事・高木ブー)が出演されているのを放送で見たんですよ。今日はザ・ドリフターズさんの名曲をステージで歌えて、すごく気持ちが高まりました」
白川「楽しかったなぁ」
――2024年を振り返って……どんな1年でしたか?
酒井「忙しかった! ありがたかった! 今年はトータルで260公演。去年は280公演だったので20公演減ったんですけど、メンバーそれぞれが純烈としても個人としても忙しくさせてもらい、すごく充実した1年でした」
白川「本当に忙しかったし、日本全国めちゃくちゃ移動しましたよね。今年もありがたい1年でした。ただ、僕らが“スーパー銭湯アイドル”として歌わせていただいた温泉施設がいくつか閉店してしまったことは少し寂しかったですね。また新たなステージで歌えたらいいなと思っています」
岩永「6月に卒業を発表して、それ以降たくさんの方から声をかけていただいて、“あ~自分はこんなにたくさんの人に応援されてたんだな”と再認識した年でした。皆さんの温かい声援に応えなきゃと、より一層、一生懸命駆け抜けた感が強いです」
後上「今年は、日本各地を移動している時、今まで以上に『純烈だ!』と声をかけていただく機会が増えたように思います。“ひょっとすると、去年よりも今年の方が皆さんに顔を覚えていただけたのかな?”と。でも、やっぱり相変わらず惜しいのもあって…。『あの、ほら、お風呂の! 韓国のグループの人たちよね?』と声をかけられたことも(笑)。それも含めて、全部うれしいんですけどね」
――2024年、何と言っても印象的だったのが初の日本武道館コンサートです。BSテレ東で、12月28日(土)夜9時から「純烈・初の日本武道館!~純烈魂~」が放送されますが、リハーサルなども含めて、とっておきの裏話があれば、教えてください。
酒井「公演当日、小田井(涼平)さんはスケジュールの都合で出演できなかったんですけど、その前に、武道館の大型スクリーンで流す映像の撮影があったんですよね。だから、実は稽古場で、純烈のメンバーが7人全員揃った瞬間があったの。やっぱりその時も、小田井さんはひたすらみんなにイジられていました。『顔がむくんでる!』とか『おじいさん、ヨボヨボや! 大丈夫か?』って(笑)」
白川「小田井さん、旅番組で地方に行っておいしいものを食べまくってるでしょ。たぶん塩分も摂りすぎちゃってるのかなぁ。まぶたが重くなって、目が開いてないんですよ(笑)」
酒井「そうだった! 特に友井(雄亮)と林田(達也)が、ガンガン小田井さんを攻めにいくから、『もうしょ~もない! しょ~もない! 何言うてんの?(笑)』とか言いながら、稽古場でずっと笑い続けてるのが昔の純烈そのものというか…ほんまに懐かしくて、楽しかった」
白川「懐かしかったなぁ」
後上「リハーサルの帰り、小田井さんは仕事が入っていたので無理だったんですけど、6人で焼き肉を食べに行ったんですよ。その時の友井さんの焼きっぷりといったら……(笑)」
――友井さんは今、焼き肉店「神威」(大阪・北新地)の店長さんですよね。
後上「そうなんですよ! もう鉄板さばきがね」
酒井「上手くなってたよね。ものすごかった! 昔から手際はいいんだけど、あれはプロの仕事だった(笑)」
後上「焼き加減が見事すぎました」
白川「相変わらず、必要以上に注文してね……」
岩永「めちゃくちゃ頼んでた! テーブルに乗らないくらい」
酒井「久しぶりに集まった純烈を見て、スタッフもうれしそうだったよね。華があるんです、彼らには。そんな表と裏側の様子は、2025年2月26日(水)に発売される円盤をぜひ観ていただきたい。“なんで休んでたのに、そんなに華があるの?”ってなりますから」
白川「まるで俺たちがくたびれてるみたいじゃん!(笑)」
酒井「バレたな!」
白川「キラキラした衣装でごまかしてたのに!」
――卒業した林田さんと友井さんは、久しぶりのステージだったはずなのに、お2人ともすごくステージになじんでいて驚きました。友井さんは踊りもキレッキレで。
酒井「2人とも美容院やエステに行ったみたいで、しっかり仕上げてきてたのよ(笑)」
白川「しかも林田はめちゃくちゃ練習してきたし、自分専用のヘアメイクさんを武道館に連れてきたんですよ! “一般の人だよね!?”って(笑)」
酒井「びっくりしたよね。林田は純烈時代、踊りを全く練習しなかったのに、今回は友井に動画まで送ってもらって練習してきた」
白川「本番ギリギリまで練習してた」
後上「純烈って、卒業してもこんなにイジられるんですよね!(笑)」
酒井「現役の岩永の方が、林田より全然練習してないんだから」
岩永「したし!(笑)」
酒井「そんな岩永の様子と合わせて、ぜひ確認してください!」
――年が明けると、1月7日(火)から明治座、2月6日(木)から新歌舞伎座で座長公演が開幕します。カンパニーの雰囲気は?
酒井「12月の前半にクリスマスディナーショーがあって、同じ時期に稽古が始まるんだけど、純烈メンバーの代役の俳優さんが、すでに他のキャストの皆さんとの稽古に入っています。やっと僕らも稽古に参加するようになって、今は代役の方の動きを見ながら、ひたすらセリフを頭に入れている状況。そういう進め方も、カンパニーの皆さんがおなじみのメンバーであり、制作陣が支えてくれるからできることなんですよね。純烈の全国ツアーや年末の番組収録があることを踏まえた上で、ギリギリの中でやっていただいて。実は稽古期間、純烈4人揃うのが、4日間しかないんですよ。
例えば昨日の稽古は、僕は次のグループのプロデュース、白川が『SHOW激!今夜もドル箱』の収録のため不在で、後上と岩永の2人だけ。稽古を進めながら、ありがたいことに年末は『にっぽんの歌』『レコード大賞』『紅白歌合戦』に突入するので……」
白川「恐ろしい! 助けて! 最悪カンペを出してほしい!(笑)」
酒井「今はもう自己暗示をかけてる。謝罪会見とか今まで乗り越えてきた出来事を思い出して、自分を奮い立たせてる。年の瀬を迎えて、今年一番追い込まれてるけど、絶対にいいものを作り上げますので、楽しみにしてください」
――稽古で4人全員揃うのが4日だけ……衝撃の事実です。
白川「しかも明治座はお芝居だけじゃなく、第2部では歌のステージもありますから。ダンスの振付もまだきてないし……覚えなきゃならないことが多すぎる!」
酒井「いやぁ~もうわかんないよ~(笑)(by「渡鬼」風)」
岩永「普通は舞台の稽古って、2、3週間はかけますからね」
白川「気持ち悪くなってきた……」
後上「でも、本番はやっちゃうよね。絶賛、戦い中!」
酒井「やっちゃうしかないんだよ!(笑)」
――2025年はデビュー15周年を迎え、3月4日(火)深夜24時30分からは、テレ東で主演ドラマ「今夜は…純烈」が放送されます。2025年は、どんな純烈が見られそうですか?
酒井「来年は、“ホップ!ステップ!ジャンプ!”に行く前の助走の部分をお見せする感じになると思います。2027年大阪城ホール、2028年日本武道館での公演を新たな目標に掲げ、また新しいスタートを切った気持ちで、年明けの明治座の座長公演から突入していきます。純烈は、お客様の熱量やパワーをお借りしながら完成形に向かっていくので、客席の皆さんといい空間を作り上げながら、人生の思い出を作っていければいいなと思っています。来年は“4カ年計画の初年度”になるかなと。楽しみにしていてください」
【純烈 プロフィール】
メンバー:酒井一圭(リーダー)、白川裕二郎、後上翔太、岩永洋昭
2007年にグループを結成し、2010年「涙の銀座線」でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。「第75回NHK紅白歌合戦」で、7年連続「紅白」出場を果たす。
12月28日(土)夜9時から「純烈・初の日本武道館!~純烈魂~」(BSテレ東)が放送される。
「SHOW激!今夜もドル箱」(毎週火曜深夜1時)にもMCとして出演。
2025年1月8日(水)には新曲「奇跡の恋の物語」(作詩:藤井フミヤ 作曲:藤井尚之)、2025年2月26日(水)には「純烈 in 日本武道館 純烈魂「初」」をBlu-ray、DVD、ライブCDと3形態でリリース。
2025年1月7日(火)から明治座、2月6日(木)から新歌舞伎座で座長公演が開幕する。
≪番組概要≫
【タイトル】「第57回年忘れにっぽんの歌」
【放送日時】2024年12月31日(火)午後4時~夜 10時
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
【司会】徳光和夫、竹下景子、中山秀征
【出演歌手】青山新、秋元順子、石川さゆり、五木ひろし、伊藤咲子、大江裕、大月みやこ、大野真澄、丘みどり、梶光夫、川中美幸、北山たけし、クミコ、香西かおり、九重佑三子、伍代夏子、小林幸子、坂本冬美、笹みどり、真田ナオキ、純烈、神野美伽、菅原洋一、瀬川瑛子、千昌夫、DAIGO、田川寿美、辰巳ゆうと、田中あいみ、田辺靖雄、天童よしみ、鳥羽一郎、中村美律子、長山洋子、夏川りみ、新沼謙治、新浜レオン、早見優、原田悠里、福田こうへい、藤あや子、細川たかし、堀内孝雄、堀ちえみ、前川清、松平健、松前ひろ子、丸山圭子、三浦和人、美川憲一、三沢あけみ、水森かおり、三山ひろし、森口博子、山内惠介、山川豊、山田太郎、山本譲二、吉田兄弟、ロス・インディオス&工藤夕貴(50音順)
【公式HP】
(取材・文/水野春奈)
記事提供元:テレ東プラス
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