夫『それくらい自分で払いなよ』⇒“子どものため”の出費なのに…≪家族とお金≫
いくら家族であっても、分かり合えないこともある。特にお金の価値観が合わないと、しんどいことがたくさんありますよね。ママテナでは、「家族とお金」をテーマにアンケート調査を実施しました。※全国にお住まいの20代~60代の男女、インターネット調査
■勤続10年のお祝いが大化け。でも夫が独り占め
勤続年数の長さによって、会社からお祝いが出ることがありますよね。最初のエピソードは、その「お祝い」を巡る攻防です。
「主人が転職してから、勤続10年。会社からお祝いをもらえると聞いて楽しみにしていました。数日が経った頃、主人から『自社株を少しもらえたよ』と報告がありましたが、当時はまだまだ子育てに忙しく、また株のことはよくわからないので、管理は主人に任せていました。
それから数年後。主人宛の宅配物が増え、金使いが派手になったことに気付き、問い詰めてみたところ、あの時の株の価格が高騰。タイミングよく売却できたことで、かなりのお金を手にしていたようです。
『少し私たちにも分けてほしかったな』と言うと、『ボーナスが出てもお小遣い程度しかもらってないし、お祝いでもらったものくらい自分で使ってもよくない?』と言われてしまいました。
もちろん毎日汗水流して働いて、我が家の家計を支えてくれているのは主人です。でも私だって2人の子育てをしながら家の管理もしっかりやっている。なんだかもやもやしました」(40代・女性)
「任せっぱなしにしていた」というのも事実なので、100%この女性に共感できないところもあるのですが、旦那さんも売却のタイミングでひと言報告すべきでしたよね。
■子どものために免許取得。でもお金を出すのは……
続いては、大人になってから車の運転免許取得に挑戦した女性のお話。子どものためなのに、夫は頑なにお金を出そうとしなかったのだとか。
「教習所のお金は、大抵親が出してくれるものですよね。私の場合は親がお金を出してくれず、当時学生だった私は自分で工面することもできなかったので、教習所に通うことを諦めました。
夫と結婚してからも、都内住みで電車通勤だったので、問題なく過ごせていましたが、子どもが生まれてからは病院や郊外のショッピングモール、習い事、公園と『運転ができたら楽だな』という場面が増えてきました。夫に『そろそろ免許が必要なんじゃないの?』と言われ、私も納得していたのですが、ここで問題が起きました。『教習所のお金をどこから捻出するか』です。
夫は『自分の教習所代は自分で』という言い分でしたが、今回の免許取得の目的は、子どもたちのため。夫の希望で専業主婦になったため収入はなく、独身時代の貴重な貯金を使うのはなんだか気が引けましたが、最終的に私が折れて自分で支払うことになりました。いまだに納得していません」(30代・女性)
百歩譲って、「自分の趣味のため」というなら自分でお金を払うのも納得できますが、このケースは子どもたちのためだし、しかも専業主婦。この女性が納得できない気持ちがよくわかります。
(文・画像:ママテナ編集部)
記事提供元:ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。