ニコール・キッドマン もの欲しそうにハリス・ディキンソンを見上げる姿 「ベイビーガール」ビジュアル
2025年3月28日より劇場公開される、ニコール・キッドマンが第81回ヴェネチア国際映画祭で最優秀女優賞を獲得した映画「ベイビーガール」の、日本版ビジュアルと第一弾予告が公開された。
日本版ビジュアルでは、CEOとして会社のトップにいるはずのロミー(ニコール・キッドマン)が、サミュエル(ハリス・ディキンソン)をもの欲しそうに見上げている逆転の構図が切り取られている。2人の間には「やめないで」というロミーの心情にそったコピーが添えられており、2人の危険なパワーゲームの行方が描き出されたデザインとなっている。
第一弾予告は、ロミーが路上で犬に襲われそうになるところを、サミュエルが助けるシーンから始まる。その後、2人はCEOとインターンとして再会。犬を落ち着かせた方法を尋ねるロミーに、サミュエルは「クッキーをあげた」と語り、彼女に「欲しいの?」と挑発的に聞くのだった。さらに、悪びれもせず「本当は命令されたいのでは?」とロミーに迫るサミュエル。年下のインターンに秘めていた欲望の扉を開かれたロミーが、最初は戸惑い拒絶しながらも、徐々に刺激的な駆け引きに溺れていく様子がたたみかけるように描かれている。
「ベイビーガール」の主人公は、ニューヨークで女性CEOとして、大成功を収めるロミー。舞台演出家の優しい夫ジェイコブや子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。ある時、ロミーはインターンのサミュエルから目が離せなくなる。ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるサミュエル。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くロミーだったが、逆に主導権を握られて2人のパワーバランスが逆転していく。
ロミーを演じているのは、脚本の構想段階から当て書きされたというニコール・キッドマン。「逆転のトライアングル」でモデル役のカールを演じたハリス・ディキンソンが、美しさと野心を兼ね備え、ロミーに近づく生意気な年下インターンのサミュエルを演じる。愛情深いロミーの夫をアントニオ・バンデラスが演じるほか、ソフィー・ワイルドがロミーに憧れる部下のエスメを演じている。監督は、ポール・ヴァーホーヴェン監督「ブラックブック」、トム・クルーズ共演の「ワルキューレ」に出演するなど女優としても活躍し、本作で才能を開花させた監督ハリナ・ライン。
【作品情報】
ベイビーガール
2025年3月28日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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記事提供元:映画スクエア
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