頂き女子りりちゃんの“元担当ホスト”が業界の闇を語る 「もっとすごいのいっぱいいた」「犯罪収益が売上に含まれていないホストはいない」
“頂き女子”「りりちゃん」(登録者数1万3000人)こと渡邊真衣被告の“担当ホスト”だった、東京・歌舞伎町の元ホスト「狼谷歩」(かみやあゆむ)(同1300人)こと田中裕志被告が、「頂き女子りりちゃんの担当ホストでした。真実を話します。」と題した動画を公開しました。
頂き女子りりちゃん
「頂き女子」とは、Xをメインに活動する渡邊被告が作った言葉で、嘘をついて男性に恋愛感情を抱かせて大金を手に入れる女性のことを指します。渡邊被告は、これまでに男性から1億5000万円余りをだまし取ったとされています。こういった頂き女子の手口をまとめた「恋愛マニュアル」は、2000人以上が購入しました。
渡邊被告は昨年8月、男性からお金をだまし取った罪や、恋愛マニュアルを販売して詐欺をほう助した罪などに問われ逮捕されました。今年9月には二審の名古屋高等裁判所で、懲役8年6カ月・罰金800万円を言い渡されましたが、渡邊被告は不服として最高裁に上告しています。
2021年、YouTuberのコレコレの動画に出演したことで有名になった渡邊被告。当時、悪びれる様子もなく「頂き女子」の手口を明かすと、「詐欺とか騙してるって言われるんですけど、おぢはそれで幸せになってる」「騙してる感覚はないです」と語っていました。
りりちゃんの担当ホスト「もっとすごいのいっぱいいた」と明かす
頂き女子りりちゃんの“担当ホスト”だった狼谷は、犯罪で稼いだお金だと知っている状態で支払いやプレゼントを受けていたことで、犯罪収益等を収受した罪に問われて逮捕されました。
先月7日、名古屋地方裁判所は狼谷に対して懲役3年、執行猶予5年、罰金80万円と追徴金1000万円余りを言い渡しました。
狼谷によると、りりちゃんが店で使用した2800万円は、狼谷が返済するという形で決着がついたのだとか。狼谷はりりちゃんの逮捕については「個人的には今更かな」とコメント。というのも「ホストって綺麗な世界ではなくて」「犯罪収益が売上に含まれていないホストっていうのはね…いない」と断言しました。
狼谷によると、ホスト業界では「パパ活を通したこういう詐欺」や「立ちんぼ」、「違法風俗店で働いているとか裏引き(※店外で直接金品をもらうこと)してるとか」といった犯罪収益が、少なからず売上の中に含まれているのだとか。さらに、
りりちゃんとか話題になってるけど、正直その、もっとすごいのいっぱいいたんだよね
全額何千万何億っていうお金を、結婚詐欺とかして持ってきてて
いろんなホストが、そういうの見てきてる
と、ホスト業界の裏事情を明かしました。
りりちゃんからの売上は2800万円
狼谷はホスト時代、3年間で「2億7000〜8000万円」を売り上げていたそう。そのうち、1年間でりりちゃんから受け取った犯罪収益は2800万円とのこと。
狼谷の貯金は、逮捕されたあとも口座に1億2000万円ほど残っていたといい、弁護士費用などを引いても手元に「7000〜8000万円は残っちゃう計算になるんだよね」と話しました。
コメント欄では「夜職の真髄が詰まってる感じですね」「正直ホストの売上って大半グレーな流入でしょ。歩さん以外のホストも咎めろよって思う」といった声が集まっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。