自らの幸せを勝ち取ろうと奮闘する、若きストリップダンサーの等身大の生きざまを描いた「ANORA アノーラ」ポスタービジュアル&予告編解禁
「タンジェリン」(15)、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」(17)のショーン・ベイカーが監督を務め、第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「ANORA アノーラ」が2025年2月28日(金)より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテ他にて公開。ポスタービジュアルと予告編が解禁となった。
主役のアノーラ、通称アニーを演じるのは、新星マイキー・マディソン。アノーラに夢中になるお調子者のロシア新興財閥の息子イヴァンにマーク・エイデルシュテイン。
この度解禁するポスターには、満面の笑みを浮かべ抱き合うアニーとイヴァンの姿が大きく描かれている。ネオンカラーのロゴも華やかで一見多幸感たっぷりだが、下部を覆うひび割れと「おとぎ話?ううん、現実。」というコピーが、アニーの不穏な未来を暗示しているかのようだ。
約束されたハッピーエンドなんて存在しない。物語は自分で作るしかない。ちょっとビターで最高に刺激的な21世紀の“アンチ・シンデレラストーリー”の、予想を超える結末にぜひ期待したい。
Story
NYでストリップダンサーをしながら暮らす“アニー”ことアノーラは、職場のクラブでロシア人の御曹司、イヴァンと出会う。彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5千ドルで“契約彼女”になったアニー。パーティーにショッピング、贅沢三昧の日々を過ごした二人は休暇の締めくくりにラスベガスの教会で衝動的に結婚!幸せ絶頂の二人だったが、息子が娼婦と結婚したと噂を聞いたロシアの両親は猛反対。結婚を阻止すべく、屈強な男たちを息子の邸宅へと送り込む。ほどなくして、イヴァンの両親がロシアから到着。空から舞い降りてきた厳しい現実を前に、アニーの物語の第二章が幕を開ける──。
「ANORA アノーラ」
監督・脚本・編集:ショーン・ベイカー
製作:ショーン・ベイカー、アレックス・ココ、サマンサ・クァン
出演:マイキー・マディソン、マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフ、カレン・カラグリアン、ヴァチェ・トヴマシアン
配給:ビターズ・エンド ユニバーサル映画
2024年/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/139分/英語・ロシア語/R18+
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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