トップ2が“16億円”の荒稼ぎ 歴代最高額の米ツアーで日本勢はいくら稼いだ?
<CMEグループ・ツアー選手権 最終日◇24日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6700ヤード・パー72>
米国女子ツアーの最終戦は、ジーノ・ティティクル(タイ)がトータル22アンダーで今年6月のペアマッチ「ダウ選手権」以来となるツアー4勝目。年間女王のタイトルとツアー史上最高額となる優勝賞金400万ドル(約6億1600万円)を獲得した。ツアー史上最高の賞金総額1億1800万ドル(約181億円)がかかったシーズンで、選手たちはどれほどの賞金を稼いだのか。
ティティクルはこのビックボーナスを獲得したことで今季は605万9309ドル(約9億3300万円)を稼ぎ、“賞金女王”を戴冠。2007年にロレーナ・オチョア(メキシコ)が記録した436万4994ドルを抜いて、ツアー史上歴代1位となった。
今季7勝を挙げて『プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』(最優秀選手賞)を受賞したネリー・コルダ(米国)の獲得賞金は、439万1930ドル(約6億7500万円)。こちらもオチョアの記録を破り、歴代2位にランクインした。ティティクルと合わせて1045万1239ドル(約16億1000万円)の荒稼ぎとなった。
今年の「全米女子オープン」を制した笹生優花は286万7618ドル(約4億4000万円)で4位。「アムンディ・エビアン選手権」を制した古江彩佳が281万1824ドル(約4億3300万円)で6位と、メジャー覇者が日本勢トップ2を占めた。新人賞を獲得した西郷真央は161万8202ドル(約2億4800万円)、渋野日向子は171万9878ドル(約2億6400万)だった。
畑岡奈紗は95万6586ドル(約1億4700万円)、勝みなみは52万5204ドル(約8090万円)、西村優菜は47万3340ドル(約7290万円)を稼いだ。ここに吉田優利、稲見萌寧の獲得賞金も合わせると、米ツアー主戦場の日本勢9人で1133万36ドル(約17億4400万円)もの大金を手にしたことになる。
昨年までの優勝賞金最高額は「全米女子オープン」と「CMEグループツアー選手権」の200万ドルだった。しかし、今年はツアー選手権が倍増の400万ドルに。現時点で来季の賞金総額が1億3150万ドル(約204億円)と発表されており、史上最高額を更新した。隆盛を極める米女子ツアーから来季も目が離せない。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。