動物救護に尽力する人々を追った「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」、予告編公開
犬や猫をテーマにさまざまな作品を発表してきた山田あかね監督が、約3年にわたって戦禍のウクライナに通い、動物を救おうと尽力する人々を追ったドキュメンタリー「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」が、2025年2月21日(金)より全国公開される。ポスタービジュアルと予告編が到着した。
隣国ポーランドからウクライナに入国した山田監督は、取材を開始する。ウクライナのIT企業の代表は、飼い主と犬を繋ぐIDを開発し、無償で提供。ポーランドの動物愛護団体〈ケンタウロス財団〉は、ウクライナとの国境近くに設営した臨時シェルターで犬と猫を保護。イラクやアフガニスタンで従軍したイギリスの元兵士は、動物救助隊〈BREAKING THE CHAINS〉を立ち上げて奮闘。そして、キーウのシェルターで犬を世話するボランティア女性たちは、“ボロディアンカの悲劇”を語る──。
〈コメント〉
監督:山田あかね
戦禍のウクライナ、首都キーウで起こった犬をめぐる「ある事件」。
その一部始終を捉えた映像を見た私は、彼らに…犬たちに何が起こったのか知るために、3年にわたり、ウクライナに通った。そこで見たのは、「戦争の悲惨さ」だけでなく、極限状況のなかで、犬や猫、動物たちを救おうとする人達の「強さと優しさ」だった。
戦争という悲劇のなかで見た、ひとすじの希望の物語です。
ナレーション:東出昌大
可愛い犬の映像がふんだんに映し出されます。はしゃいでは見せるその純真無垢な表情に、戦禍が続いている事を忘れそうなほどに。犬は人間に助けを求め、時に癒し、稀に人間よりも悟った顔をします。犬から考える平和について。犬は当たり前の幸せを享受出来る、素直な生き物。犬から“だから”考えられる平和について、の映画とも言えます。
「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」
監督・プロデューサー:山田あかね ナレーション:東出昌大 音楽:渡邊崇
製作:四宮隆史 プロデューサー:遠田孝一、長井龍
撮影:谷茂岡稔 編集:前嶌健治 サウンドエディター:丹愛
バンドゥーラ演奏・ヴォーカル:ナターシャ・グジー
アソシエイトプロデューサー:行実良 構成協力:松谷光絵
アシスタントプロデューサー:泉野真依子 宣伝:加勢 恵理子
制作プロダクション:スモールホープベイプロダクション
配給:スターサンズ
製作:『犬と戦争 ウクライナで私が見たこと』製作委員会
©『犬と戦争』製作委員会
公式サイト:https://inu-sensou.jp/
記事提供元:キネマ旬報WEB
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