ドライバー平均190ヤードの60歳は、『G430 MAX 10K』『GT2』の”ロフト11度・R”を使うべし!
年を重ねて体が回らなくなると、ヘッドスピードが落ちて、飛距離もどんどん落ちていく。気付けばドライバーで200ヤードに届かなくなり、平均190ヤードなんてこともあるかもしれない。でも、大丈夫。シニア世代のゴルファーに合ったドライバーを選び、クラブに頼れば飛距離はしっかりキープできる。
飛距離を落とさないために使うべきクラブは何もシニア向けモデルだけではない。今まで使っていたモデル『Qi10 MAX Lite』『G430 MAX 10K』『GT2』『XXIO X』であっても、シャフトのフレックスやロフト角、長さ、重さを見直すことでパワー不足をカバーしてくれる“飛ばせるクラブ”が手に入るのだ。
どうすればシニアになっても飛距離を落とさずキープできるのか。ギアコーチの筒康博はモデル以上に、スペック選びが大切になると語る。
「シニアになり、ヘッドスピードが落ちることで起きるのは、シャフトのしなりが減って、ヘッドの運動量が落ちることです。これが飛距離をロスする一番の原因で、初速も出ないし、ボールも上がらないのでキャリーが伸びてくれません。裏を返すと、シニアのヘッドスピードでもシャフトがしなってボールが上がるようにスペックを調整すれば効率良く飛ばせるようになります。スペックさえ合っていれば、話題のモデルやツアーモデルでも十分に飛ばせますよ」
また、クラフトマンの小坂圭司は以下のように語る。
「同じシリーズであっても“9度のS”と“12度のR”はもはや別のクラブで、スピードの出しやすさ、上がりやすさが大きく変わります。スペックを変えるだけで無理に振らなくても楽に飛ばせるようになりますので、ぜひ今まで手に取らなかったようなロフト、フレックスにも挑戦してほしいです。ドライバーを打つのがもっと楽しくなりますよ」
■試打・解説 筒 康博
つつ・やすひろ。インドアゴルフレンジKz亀戸店ヘッドコーチ。過去の名器から最新クラブまで豊富過ぎる知識を持つ“ギアコーチ”として、日々アマチュアの悩みに応える。シニア世代に必要なクラブにも精通する
■試打・解説 小坂圭司
こさか・けいじ。インドアゴルフレンジKz亀戸店支配人。所属コースで何度もクラブチャンピオンに輝いた経験を持つトップアマ。得意クラブはドライバーで、飛ばすためのクラブ選び、打ち方を知り尽くす
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