三菱一号館美術館が再開記念で「ロートレックとソフィ・カル」展 当初8日間は「1+1キャンペーン」実施
19世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの多彩な版画・ポスターの表現に焦点を当て、三菱一号館美術館(東京)のコレクションを中心にフランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せて展示する「『不在』―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル展」が、11月23日(土・祝)~2025年1月26日(日)、三菱一号館美術館で開催される。昨年春から設備メンテナンスのため長期休館していた同館の再開を記念して、ロートレックの誕生日である11月24日(日)と、1月3日(金)の夜間開館時に、来場者全員にプレゼントも。休館中に美術館を覆っていた仮囲いの装飾の一部をトリミングし、オリジナルステッカーを製作。これが再開記念のプレゼントだ。
2020年の開館10周年記念展として企画された「1894 Visions ルドン、ロートレック」の開催に際し、現代フランスを代表するアーティストのソフィ・カル氏を招へいする予定だったが、世界的な新型コロナウイルスの流行で来日は見送られていた。「喪失」や「不在」について考察を巡らせてきたカル氏の待ちに待ったアーティストトークは、11月23日に開催される(要予約)。
開館時間は10時~18時(祝日を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は20時まで)。観覧料金(税込み)は、一般2300円、大学生1300円、高校1000円、小・中学生無料。障がい者手帳所持者は半額、付添者1人まで無料。
なお、11月23日(土)~30日(土)の8日間は、「1+1(ワン・プラス・ワン)キャンペーン」を実施。窓口でチケットを買うと同じ券種でもう1人(一般+一般/大学生+大学生/高校生+高校生)入場できる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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