野口健、エベレスト後の下山メシは「村を走り回るニワトリ」志田未来&田中瞳アナも仰天!
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
木ドラ24「下山メシ」(毎週木曜深夜24時30分)のトークイベントが行われ、主演の志田未来、第6話にゲスト出演するアルピニスト・野口健が登壇。進行役を田中瞳アナウンサーが務め、登山の魅力や下山メシについてトークを繰り広げた。
【動画】新たなグルメドラマ「下山メシ」最新話無料配信中!
登山後に食べるご飯をテーマにした本作品。原案は、登山ガイドでフリーライターの西野淑子氏が山麓のおいしいグルメを紹介する「関東周辺 美味し愛しの下山メシ」(山と溪谷社)。
「山」と「飯」をこよなく愛する内気なイラストレーター・いただきみねこを演じる志田は、「テレ東さんのグルメドラマということで、演じる前はプレッシャーを感じましたが、撮影現場が本当に楽しくて。スタッフの皆さんと一緒に部活をやっているような、幸せな時間でした」とコメント。
本人役として出演する野口は、「ちょっとだけ撮影に参加させていただきましたが、僕がいる間は雨が降らなかったのに、撮影が終わって駐車場に行ったらザーッと雨が降ったんですよ。僕の日頃の行いが良かったんですね」と話し、会場は笑いに包まれた。
さらに野口が「まさか本人役としてドラマに出る日が来るとは思わなかったので、もう緊張しちゃってね。撮影の時、僕はほとんど喋らなかったですよね」とコメントすると、志田は「いえ、ずっと喋ってましたね(笑)」と大笑い!
「台本があるんですけど、野口さんはその何倍ものセリフをアドリブで言っていました。本当に素晴らしかったです」と俳優としての野口を称賛した。
山を題材にした作品は、登頂した場面がフィナーレになることが多いが、実際は下山の方がはるかにハードだそう。
「ヒマラヤでは1日5,000kcalくらい食べなきゃいけないし、体重もすごく落ちるんですけど、登った人にしか分からない食事のおいしさがあるかもしれません」と野口。日本の場合、下山した先においしい食事処や温泉地が待っていることもあるため、「食と温泉とセットで考えますよね。これが日本のいいところ」と魅力を語った。
「エベレストに登った時、実際に食べた下山メシは?」という質問も。野口によると、下山する途中に「シェルパの里」と呼ばれる村があり、ニワトリが走り回っているという。
「到着するとまず、どのニワトリがうまそうか品定めする。体力を使い切ってお腹も空いていますから、もう食べ物にしか見えないんですよね。おいしそうなニワトリを捕まえたら、持ち主である村人と交渉して、さばいて食べる」と説明する野口に、田中アナと志田未来も仰天!
さらに、「それがすごくおいしいんですよ。山では乾燥した食品を食べることが多いので、新鮮な肉を食べることで体がポカポカする」と続ける野口。ヤギを自分でさばいたこともあるそうで、「ちょっと勇気がいりましたね。でも、少しも無駄にせず全部食べました。命に感謝して、どう食べるかが大事」と語った。
実際に撮影でいくつもの山に登った志田。苦労した点を聞かれると、「難しいことはなかったです。チームワークが素晴らしく、スタッフさんの姿を見て頑張ろうと思いました。自分の役に共感する部分も多く、とても演じやすかったですし、『早く撮影したい! でも、終わってほしくない』という気持ちになりました」と明かす。
野口から「続編はヒマラヤなんてどう?」と提案されると、「いきなりですか!? 下山メシは、さくっと登ってさくっと食べられるのがいいところで…」とタジタジになる志田。田中アナから"登山に欠かせないもの"を聞かれ、「体力を使うのでエネルギー源が必要。バナナとか」と答えると…
ドラマを応援するスペシャルゲストとして、テレ東の”バナナ社員”ナナナが登場!
バナナを差し入れするナナナに、2人は「お肌がツルツルですね」「口が縦に開いてる。歯はどこにあるの?」と興味津々に。
最後に野口は、「山に登る方も年々増えていますが、このドラマを通して、山の楽しみ方を学んでいただけたら。小さいお子さんが自然と触れ合うきっかけになればうれしいです」とコメント。
志田は、「おいしいご飯やすてきな景色がたくさん出てきます。たくさんの方に楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひご覧ください」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。
(取材・文/みやざわあさみ)
記事提供元:テレ東プラス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。