オタマジャクシにも配慮した「農都のめぐみ米」 丹波篠山市で取り組む、生きものや環境にやさしいお米
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今秋何かと話題になっているお米。兵庫県の丹波篠山市では、田んぼの土や水、生きもの、ため池や水路などの地域資源を守るため、自然環境に配慮した「農都のめぐみ米」の取り組みを進めている。化学肥料や農薬の使
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今秋何かと話題になっているお米。兵庫県の丹波篠山市では、田んぼの土や水、生きもの、ため池や水路などの地域資源を守るため、自然環境に配慮した「農都のめぐみ米」の取り組みを進めている。化学肥料や農薬の使用を兵庫県の基準の2分の1以下に抑えている、市の認証米だ。
兵庫県中東部の山々に囲まれた丹波篠山市は、古来、西国から京都への交通の要として栄えてきた所。町なみや山鉾(やまほこ)が巡行する祭礼など、現在も京都文化の影響が随所に色濃く残っている。そして盆地特有の昼夜の寒暖差や、秋から冬にかけて発生する「丹波霧」など独特の気候風土が、全国的にも有名な「丹波篠山黒豆」をはじめとした多くの農産物を育んでいる。
豊かな自然環境と気候に恵まれた丹波篠山市のお米も、多くの人に知られている。そこで市は、豊かな土と水を美しく保ち環境や生きものにやさしい栽培方法を進めるため、稲の育成のために田んぼの水を落とす「中干し」の時期を、オタマジャクシが陸に上がれるようになるまで待つなど、河川の水質や田んぼ周辺の生態系に配慮して作ったお米を「農都のめぐみ米」として認証している。
神戸市のおにぎり屋さん「五穀豊穣 米処 穂」では11月13~27日まで、この農都のめぐみ米を使ったおにぎり販売イベントを開催。丹波焼の展示や販売も予定されている。営業時間は9時~17時(土日祝日は定休日)。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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