母親に抱かれた2歳児の顔を殴る女、監視カメラの映像に怒りの声続出(豪)
オーストラリアで今年9月、生後9か月の男児が中国人の男に熱いコーヒーをかけられ、顔に重傷を負った。そのオーストラリアでは新たに、2歳の女児がショッピングセンターで見知らぬ女に突然顔を殴られる事件が発生した。犯行の様子は付近に設置された監視カメラが記録しており、その映像が公開され、怒りの声が相次いだ。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。
西オーストラリア州パースのイースト・ヴィクトリア・パークにあるショッピングセンター「The Park Centre」で、現地時間10月22日午後1時25分頃に2歳女児が21歳の女に襲われる事件が発生し、警察官が現場に駆けつけた。
西オーストラリア州警察がショッピングセンター内に設置された監視カメラの映像を確認したところ、ピンクのタンクトップを着た女が母親の腕に抱かれている女児のところに向かって行き、いきなり顔を殴ってその場から逃走する様子が映っていた。
周辺の店舗スタッフによると、事件は一瞬で起こり、他の買い物客が助けようとする中、母親の悲鳴が聞こえたという。
その後、警察官は監視カメラの映像をもとに女児を殴った女の身元を突き止めた。そして、翌日の午前11時10分に現場から27キロ離れたミラブーカのショッピングセンター「The Square Mirrabooka」に姿を見せたところで逮捕した。
この女が、同州エレンブルック在住のパミラ=レイ・ジェッタ(Pamila-Raye Jetta、21)であることを米ニュースメディア『New York Post』が報じている。彼女は今年6月にも暴行罪で起訴され、さらに窃盗罪でも起訴されていることが分かっている。また、これらの法廷審問では精神衛生上の問題があることが明らかになっている。
今回の事件に対して、人々から次のような怒りの声が多数寄せられている。
「またか! どうして大人は弱い立場の子どもを攻撃するのか?」
「この女は、攻撃された女の子より未熟な行動をとっている。最近、このような事件が増えている気がする。」
「ついこの間、小さな赤ちゃんが男に熱いコーヒーをかけられる事件が起きて、また同様の事件が発生した。一体加害者たちに何が起こっているのか?」
一方、被害に遭った女児は、パミラに素手で殴られて顔を負傷した。また、母娘とパミラは全く面識がなかったと伝えられている。
パミラは傷害を伴う暴行罪で起訴されており、今月1日にパース治安判事裁判所で行われた審問で、パミラはメラルーカ刑務所からビデオリンクで出廷した。
画像は『New York Post 「Woman randomly slugs 2-year-old girl in the face at busy shopping center」(WA Police)』『9News 「Woman charged with aggravated assault after alleged attack on Perth toddler」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
記事提供元:テックインサイト
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