ケンカ勃発!「呼子大綱引」引退する組頭を勝たせたい…プライドを賭けた熱い戦い!:お祭りニッポン!
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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7月14日(日)に放送した、日曜ビッグバラエティ「お祭りニッポン!」【町同士のプライドを賭けた熱き戦い&人間ドラマ13連発】。
日本各地でいにしえより伝わる数々の熱い祭り。本番までの舞台裏に完全密着!
「テレ東プラス」では、「佐賀・呼子大綱引」の内容を紹介する。
【動画】ケンカ勃発!「呼子大綱引」引退する組頭を勝たせたい…まさかのピンチに!
佐賀県唐津市にある呼子町。玄界灘に面した人口約3700人のこの町では、年に1回「呼子大綱引」が行われる。
全長200メートル、重さ3トンもの大綱を総勢約600人が引っ張り合うこの祭り。安士桃山時代、豊臣秀吉が朝鮮出兵に際し、士気を高めるために兵士たちを東西に分け、軍船の綱を引かせ合ったことが始まりで、以来400年以上受け継がれ、「国指定重要無形民俗文化財」に指定されている。
祭りの準備は直径15センチメートル×長さ200メートルの巨大な綱を運ぶところから始まる。大人20人がかりで運び出したところで、トラック4台分のワラで縄を包み、「ミト」作り。
「ミト」とは、引っ張り合う綱のちょうど真ん中にある大きく盛り上がった部分。ここに両軍の頭が乗り、若衆たちに綱を引く合図を送るのだ。
巨大綱を引っ張り合うのは、漁師が中心の「浜組」と内陸部の「岡組」。岡組は、旅館業や大工など総勢81名で結成されている。
岡組の頭を務めるのは、"呼子のミスター綱引き"こと平川さん(取材当時54歳)。住宅リフォームや水道整備の仕事をしている平川さんは、20年近く岡組の頭をしてきた大ベテランだが、今年で頭を引退することが決まっている。
「そろそろ後任の若い力に任せようかな」と引退への思いを語る平川さん。去年は浜組が勝利した呼子大綱引」、有終の美を飾るべく、今年は絶対に負けられない!対するのは、玄界灘の漁師軍団・浜組。腕っぷしが自慢の漁師を中心に、総勢62名が集まる強豪軍団だ。浜組が勝てばその1年は大漁になると言われ、岡組が勝てば豊作と言われているが、果たしてどちらに軍配が上がるのか?
ついに「呼子大綱引」当日! 会場には、観光客を含め2000人以上が集まっていた。
「大綱引通り」に全長200メートルの巨大綱が設置され、若衆が観光客に軍手を渡す。実は、「呼子大綱引」はお客さんも戦力として参加できるのだ。結果、岡組・浜組合わせて約600人の大規模な綱引きに!
いよいよ開戦! 浜組のミトで指揮を執るのは、組頭の川崎さん。
一方、岡組のミトには次期頭の松尾さんが乗っていた。平川さんは「経験を積ませるため」と、指揮役を譲ったのだ。
かけ声に合わせ、老若男女600人が一斉に綱を引き合う! 勝負は3回戦で、2勝した組が勝利。
「いけいけ!」「休むなー!」と怒号が飛び、浜組頭・川崎さんも鬼の形相で檄を飛ばす。この迫力こそ、「呼子大綱引」だ!
対する岡組も、次期組頭・松尾さんが必死で号令を送るが…
浜組の若衆が岡組を襲撃! 松尾さんをミトから引きずり下ろそうとする。
実は、ミトの指揮役を引きずり下ろすのはルール上OK。合図を送る頭を守ることも、勝敗を分ける大きなポイントとなる。
押しては戻される展開は6分間も続き、かけ声と綱を引くタイミングがずれた岡組が劣勢に。1回戦は浜組の勝利となった。
若衆から、「お前がシャンとせんから負けたんや!」とプレッシャーをかけられる松尾さん。次も負ければ岡組の敗北となり、平川さんの祭りは終わってしまう…。
しかし、2回戦もミトに乗ったのは若衆。平川さんは「僕の考えてることはわかるだろう」と、若衆に勝利を託した。
すると、開始後すぐに岡組が浜組を圧倒! わずか1分12秒で岡組が勝利した。
ここまで1勝1敗の同点、いよいよ勝敗が決まる最終戦へ。
するとついに、平川さんがミトの上に! 頭の登場に、若衆も大いに盛り上がる。
誰よりも大綱引を愛してきた平川さんの集大成、頭として最後の1戦が幕を開ける!
しかし、3回戦開始早々にケンカが勃発! 激しいぶつかり合いで、平川さんがミトから落下しまった! まさかの大ピンチ、一体どうなる!? 勝負の行方は、「ネットもテレ東」で!
この他、クライマックスは行燈同士をぶつけての壊し合い!? 「静」と「動」を合わせ持った闇夜を彩る大勝負「となみ夜高祭」(富山県)、住民総出で綱を引っ張り引きちぎる! 5日間走りっぱなしの超過酷な「白根大凧合戦」(新潟県)に密着する。
日本各地でいにしえより伝わる数々の熱い祭り。本番までの舞台裏に完全密着!
「テレ東プラス」では、「佐賀・呼子大綱引」の内容を紹介する。
【動画】ケンカ勃発!「呼子大綱引」引退する組頭を勝たせたい…まさかのピンチに!
佐賀県唐津市にある呼子町。玄界灘に面した人口約3700人のこの町では、年に1回「呼子大綱引」が行われる。
全長200メートル、重さ3トンもの大綱を総勢約600人が引っ張り合うこの祭り。安士桃山時代、豊臣秀吉が朝鮮出兵に際し、士気を高めるために兵士たちを東西に分け、軍船の綱を引かせ合ったことが始まりで、以来400年以上受け継がれ、「国指定重要無形民俗文化財」に指定されている。
祭りの準備は直径15センチメートル×長さ200メートルの巨大な綱を運ぶところから始まる。大人20人がかりで運び出したところで、トラック4台分のワラで縄を包み、「ミト」作り。
「ミト」とは、引っ張り合う綱のちょうど真ん中にある大きく盛り上がった部分。ここに両軍の頭が乗り、若衆たちに綱を引く合図を送るのだ。
巨大綱を引っ張り合うのは、漁師が中心の「浜組」と内陸部の「岡組」。岡組は、旅館業や大工など総勢81名で結成されている。
岡組の頭を務めるのは、"呼子のミスター綱引き"こと平川さん(取材当時54歳)。住宅リフォームや水道整備の仕事をしている平川さんは、20年近く岡組の頭をしてきた大ベテランだが、今年で頭を引退することが決まっている。
「そろそろ後任の若い力に任せようかな」と引退への思いを語る平川さん。去年は浜組が勝利した呼子大綱引」、有終の美を飾るべく、今年は絶対に負けられない!対するのは、玄界灘の漁師軍団・浜組。腕っぷしが自慢の漁師を中心に、総勢62名が集まる強豪軍団だ。浜組が勝てばその1年は大漁になると言われ、岡組が勝てば豊作と言われているが、果たしてどちらに軍配が上がるのか?
ついに「呼子大綱引」当日! 会場には、観光客を含め2000人以上が集まっていた。
「大綱引通り」に全長200メートルの巨大綱が設置され、若衆が観光客に軍手を渡す。実は、「呼子大綱引」はお客さんも戦力として参加できるのだ。結果、岡組・浜組合わせて約600人の大規模な綱引きに!
いよいよ開戦! 浜組のミトで指揮を執るのは、組頭の川崎さん。
一方、岡組のミトには次期頭の松尾さんが乗っていた。平川さんは「経験を積ませるため」と、指揮役を譲ったのだ。
かけ声に合わせ、老若男女600人が一斉に綱を引き合う! 勝負は3回戦で、2勝した組が勝利。
「いけいけ!」「休むなー!」と怒号が飛び、浜組頭・川崎さんも鬼の形相で檄を飛ばす。この迫力こそ、「呼子大綱引」だ!
対する岡組も、次期組頭・松尾さんが必死で号令を送るが…
浜組の若衆が岡組を襲撃! 松尾さんをミトから引きずり下ろそうとする。
実は、ミトの指揮役を引きずり下ろすのはルール上OK。合図を送る頭を守ることも、勝敗を分ける大きなポイントとなる。
押しては戻される展開は6分間も続き、かけ声と綱を引くタイミングがずれた岡組が劣勢に。1回戦は浜組の勝利となった。
若衆から、「お前がシャンとせんから負けたんや!」とプレッシャーをかけられる松尾さん。次も負ければ岡組の敗北となり、平川さんの祭りは終わってしまう…。
しかし、2回戦もミトに乗ったのは若衆。平川さんは「僕の考えてることはわかるだろう」と、若衆に勝利を託した。
すると、開始後すぐに岡組が浜組を圧倒! わずか1分12秒で岡組が勝利した。
ここまで1勝1敗の同点、いよいよ勝敗が決まる最終戦へ。
するとついに、平川さんがミトの上に! 頭の登場に、若衆も大いに盛り上がる。
誰よりも大綱引を愛してきた平川さんの集大成、頭として最後の1戦が幕を開ける!
しかし、3回戦開始早々にケンカが勃発! 激しいぶつかり合いで、平川さんがミトから落下しまった! まさかの大ピンチ、一体どうなる!? 勝負の行方は、「ネットもテレ東」で!
この他、クライマックスは行燈同士をぶつけての壊し合い!? 「静」と「動」を合わせ持った闇夜を彩る大勝負「となみ夜高祭」(富山県)、住民総出で綱を引っ張り引きちぎる! 5日間走りっぱなしの超過酷な「白根大凧合戦」(新潟県)に密着する。
記事提供元:テレ東プラス
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