横山ももは気づきを大事に ネイルデビューで気分も上々「うつむいたときに可愛いなって」【ネクヒロ→プロテスト合格への道】
将来ツアーで活躍することを目指す若手女子ゴルファーに、賞金のかかった真剣勝負の機会を提供してここから大きく羽ばたいてほしい―。そんな思いで始まったツアー外競技「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」で腕を磨く“ネクストヒロイン”が、2024年度JLPGAプロテストに挑戦している。第1次予選・A地区に出場している横山ももに注目する。
2001年1月4日生まれの“プラチナ世代”。宮城県出身ながら、青森県の八戸工業大学第一高に進学した。今年から拠点を関東に移し、師事する石井忍コーチのもとで腕を磨いている。
昨季のマイナビ ネクストヒロインツアーでは11試合に出場してトップ10入り5回。安定した成績を残している。今年は第2戦でホールインワンも達成。ボーナスの賞金30万円を獲得してニンマリだった。
ただ、ここまでを振り返ると、右肩上がりに調子を上げられているわけではない。「4月は調子が良かった。5月はまったく良くなくて、6月はどうなるのかなと思いながら…」。プロテストの第一関門を突破するため、なんとか7月は耐えていきたい時期でもある。
「練習でできることが試合ではできなかったりする。それが分かった前半戦だったので、プロテストに生かせるようにしたい」。パーオン率が目下の課題。乗らず、寄らず、入らずというボギーを減らすため、まずはマネジメントを見直す。考え方が変化すれば、これからの練習方法も変わっていくはずだ。
とはいえ、そもそも「いつでもチップインを狙っています」というほどグリーン周りが得意。自身の強みを生かした攻め方で、2次予選へと進みたい。
昨年11月に「遅めのデビュー」をしたネイルが最近のお気に入り。「うつむいたときに見ると可愛いなって。元気になります。爪大事ですね」。派手で明るいネイルのような、存在感あるプレーを見せていきたい。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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