悪女役に不倫妻役もこなす実力派女優・水崎綾女、週プレで3年ぶりの濃厚撮り下ろし!
『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した水崎綾女
10月21日(月)発売『週刊プレイボーイ45号』のグラビアに登場した水崎綾女(みさき・あやめ)。実力派女優がいざなう、日常に潜むピンクの世界。3年ぶりの濃厚撮り下ろし。
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■人前に出るのが得意じゃない?――週プレでは約3年ぶりの撮り下ろしです。
水崎 初めてのスタッフさんばかりの現場でしたが、流れるように時間が過ぎて自然体で撮影できました。求められている表情やポーズがピンポイントだったので、せめぎ合いながらうまくそこに合わせていく作業が楽しかったです。
――3年連続で毎年写真集を発売するなど、お芝居だけでなくグラビアでの活躍も注目されています。
水崎 継続して撮っていただいているものの、どのグラビアも笑顔のカットがあまり使われないんです。普段、演じているのも強めの役が多いので、「水崎綾女は笑わない」と思われていそうだなと。普段はおちゃらけていますし、撮影でも私は笑っているんだ!と言いたいです(笑)。
――笑顔メインの爽やかなグラビアをやりたいですか?
水崎 というより、役ではない自分がカッコつけるのが恥ずかしいんです。ドラマの本番は問題なくできますけど、例えばスマホのカメラで撮られるオフショットや番宣がすごく苦手で。
出演中の縦型ドラマ『課長 島耕作のつぶやき』でも簡単な告知コメントなのに間違えてばかりで、何度も撮り直しました。プライベート感があると、ボロが出ちゃうんです(笑)。
――本番のほうが難しいと思うので、それは不思議な感覚ですね。
水崎 よく震災のボランティア活動をしていて、行くと「表に立ってほしい」と言われるんです。私としては裏の作業だけに没頭したいのが本音です。ただ、職業柄、どうしても求められてしまう。本当の私は人前に出るのがあまり得意じゃないかもしれません。
――女優業、楽しめていますか?
水崎 楽しいですし、天職だと思っています。職人みたいな感覚というか、自分自身というより、関わった作品が評価されたらうれしく思います。表に立つ仕事ではあるけど、「私を見て!」って思いはそこまでないんです。
――その職人のような感覚はいつ頃からあったんですか?
水崎 昔からです。もともと目立ちたくて芸能を目指したわけではなく、家が貧乏だったのでお金を稼げる手段としてオーディションを受けたのが始まりでした。自分の賞味期限は1年だと思って、なんでも一生懸命やって、気づけばもう20年ですね。
――自分は芸能人だって浮かれることもないですか?
水崎 浮かれてみたいです(笑)。仕事だけでなく、日頃から俯瞰しているもうひとりの自分がいて。5歳で震災を経験して視野が広くなったからなのか、器用貧乏を自覚しているからなのか、まったく浮かれないですね。何をやってもそこそこはできるんですけど。
――家事など私生活のことも?
水崎 すべてをやりすぎて、男をダメにするタイプって言われます(笑)。リアルな恋愛もドラマのクランクインみたいなものだと思っていて。この作品=恋愛の彼氏役と彼女役が決まって、「クランクインしましょう」ってお付き合いが始まる感じというか。
私は仕事をまっとうしたいのでひどい現場でも続けられますけど、彼氏役が急に現場に来なくなることも(笑)。
――今年は映画やドラマで悪女役を演じることが多く、強烈な印象を残しました。
水崎 1、2年前に悪女で死んでしまう役の撮影が5回ほど続いたんです。18ヵ所も刺される役があったので、マネジャーさんに「目を開けて死ぬのは疲れたので、そろそろ生きたい」とお願いして。
そこから不倫する役が続いて、生きてはいるけど社会的に死んでいるのでは!?と思いました(笑)。人生の勉強にはなりましたけど。
――3年前の本誌インタビューでも「純愛する役をやってみたい」と言っていましたね。
水崎 15歳くらいから言い続けています! 海外の映画祭にもまた行きたいですね。求めてくれる人がいる限りは、お芝居を続けていきたいと思っています。
スタイリング/菅原 恵 ヘア&メイク/山下景子
●水崎綾女(みさき・あやめ)
1989年4月26日生まれ 兵庫県出身
身長163㎝ 趣味=麻雀、百人一首など
〇2004年、「第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でヤングサンデー賞を受賞して芸能界デビュー。主な出演作はドラマ『相棒 season13』、『最愛』、映画『光』『洗骨』、Netflix『今際の国のアリス』『シティーハンター』など。現在配信中の実写ショートドラマ『課長 島耕作のつぶやき』にレギュラー出演中。
公式X【@ayame0426】
公式Instagram【@misakiayame】
取材・文/釣本知子 撮影/中村 昇
記事提供元:週プレNEWS
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