涙あり笑いありで岩井良明さんを偲ぶ — 令和の虎が「送る会」映像を公開
主宰の岩井良明さんが逝去したビジネスリアリティー番組「令和の虎」(登録者数127万人)が、岩井さんを追悼する会の動画を公開しました。
380人が駆け付けた大規模イベント
9月22日に目黒雅叙園で開かれた「岩井良明を送る会」には380人もの人々が出席し、生前の岩井さんを偲びました。もともとはこの22日には、岩井さんの生前葬が執りおこなわれる予定でした。
まずは「モノリスジャパン」社長の鈴木康一氏が登壇。岩井さんのこれまでの病状の経緯を説明するとともに、病床にあった岩井さんを励ますため、多くの関係者が出演してエールを送ったサプライズムービーを公開しました。これは岩井さんが見た最後の映像になったとのことです。そのうえで岩井さんの寂しがり屋の一面を明かしながら、「毎年毎年、毎日毎日、岩井良明を思い出して、心の中で弔っていただきたい」と望みました。
この後、令和の虎のスタート時から出演していた元ホストで実業家の「桑田龍征」(同28万人)が登壇。岩井さんの遺影を見ながら、「ふざけんな!」と叫んで悔しさをにじませます。また岩井さんが亡くなった知らせを受けた日、自分は「別の理由でヘコんでたんだよ! 失恋してたんだよ、こっちは!」と言って笑いを誘いました。ただ、「誇りに思えるような生き方をしないと(岩井さんに)怒られますよ!」と参列者に呼びかけます。乾杯の発声ではグラスを掲げながら、「あっちの世界でも岩井さんがうまくやれてるか、しんぱ~い!」と笑わせました。
またモノリスジャパン誕生のきっかけを作った成基コミュニティグループ会長・佐々木喜一氏が、岩井さんとの35年間の友情を振り返りながら、その人柄を偲びました。
詠子さんの思わぬ告白に大爆笑
会の中盤では、岩井さんが学生時代に所属していた同志社大学応援団のOB・OGが岩井さんの遺影の前に集結。渾身のパフォーマンスが披露されました。
学習塾「武田塾」元塾長の「林尚弘」(同19万人)による弔辞。彼はこの日が生前葬が開かれる予定だったことに触れながら声を詰まらせ、「みんな会うのを楽しみに来たのに、なんでいないんだよ」「みんな忙しいスケジュール調整して、今日会えることを楽しみに来たのに」と嘆きました。
このあとは岩井さんの妻・詠子さん、林、桑田、「トモハッピー」(同15万人)こと齋藤友晴といった「令和の虎」の虎たちによるトークセッション。その中で詠子さんは、会社も順調に発展し、これからゆっくり夫婦で旅行できると思っていた矢先の夫の急逝に、「今でも信じられない。どうしたらいいか分からない」と肩を落としました。
また詠子さんは、岩井さんの病状の進行が速く、会社や家のことなど十分に話し合うこともできなかったと明かします。しかし亡くなるまでの1カ月は1日おきに、その耳元で「キャッシュカードの暗証番号、何番?」としきりに尋ねていたと明かすと会場は大爆笑。ただ結局、最後まで聞けなかったとのことです。林は「大丈夫、たいして入ってないから」と告げ、さらに笑いを誘いました。
また「氏神一番」(同1730人)が、岩井さんに「ホントはドッキリだろ!?」と悔しさをぶつけながら、「令和の虎」の主題歌『栄冠は君に』を熱唱。最後に詠子さんが再び登壇。夫の回復を信じていたと振り返りながら、涙ながらに「彼は義理を立て、筋を通し、真心こめて生きてきました。そしてこんなにたくさんの絆を作ってくれたんだと思います」と回顧。「彼に代わって本当に、今までありがとうございました」と語っていました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。