「日本はすごく恵まれている」海外でトラブルに巻き込まれた女性の体験談
ケニア・ナイロビ空港到着時、荷物だけが届かないロストバゲッジに遭遇した30代女性の体験談。下着や着替えがないままサファリツアーに参加し、現地の水事情や衣服の調達に苦労したエピソードと教訓を紹介します。
イチオシスト
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1日分の着替えを手荷物に入れるだけで、ロストバゲッジ時のストレスは激減します
プロフィール
- 当時の年代:30代
- 性別:女性
- 当時お住まいの都道府県:神奈川県
- 当時の職業:会社員(正社員)
- 何人での旅行か:2人。友人
【わたしのイチオシ対策】最低限の着替えと下着は機内持ち込みへ
自身やご家族が体験した海外旅行でのトラブルとその対策についてアンケートで募集し、【わたしのイチオシ対策】として紹介します。
今回は、ケニア到着時にスーツケースが届かず、着替えも下着もない状態でサファリツアーに参加することになった30代女性の体験談をお届けします。
Q1.旅行先を教えてください。
A. ケニアです。
Q2.旅行のスケジュールを教えてください。
A.
【1日目】
ナイロビ到着、市内の観光。スーパーや小売店を見て回る。スーパーで売っていたハーゲンダッツを食べるが、日本の味とかなり異なっていて衝撃を受ける
【2日目〜4日目】
マサイマラ国立保護区へ。サファリツアー、2泊。テントの外でマサイ族の戦士が寝ずの番をしてくれる中、象などの鳴き声を身近に聞きながら震えて眠る。
【5日目〜6日目】
マランダ特別支援学校へ。学内にある、友人のドミトリーで寝る。シャワーが壊れているため、ティファールで何度もお湯をわかし、タライにお湯をためて沐浴。近所の女性にドレッドヘアーにしてもらう。木によじ登り、子どもにチュワの実をとってあげる。
【7日目】
ナイロビでお土産を買う。商品を押し売りされるが、「うーん、いらないよ」と伝えると大幅に値下げしてくれる。
Q3.どのようなトラブルに巻き込まれましたか?
A. ロストバゲッジ。飛行機が遅れ、人間は先に輸送されましたが荷物が遅れました。
Q4.トラブルになったきっかけと、当時の状況や心情を教えてください。
A. 受付の人達は自分の時間を大事にしていて、「定時で必ず帰るから夜に荷物が到着したとしても渡せるのは明日以降だよ」と言われました。そもそも到着がいつになるかもわからないですし、皆混乱していましたね。私は、「まぁ仕方ないか」という気持ちでした。
Q5.トラブルの内容を詳しく教えてください。
A. 貴重品などは手荷物で機内に持ち込んでいましたが、ほぼすべての荷物はスーツケースの中。「まぁなんとかなるか」と荷物が到着するまでの3~4日を過ごしましたが、下着の替えがないのが地味につらかったです。
近くのスーパーのような場所で購入しましたが、サイズが合わず…。ホテルに宿泊した際、下着は手洗いし干して使用しましたが、ケニアの水道水は日本ほど消毒されていないとのこと。手洗いだけでは菌が残っている可能性が高く、病気になる恐れもあると聞き、震えました。
Q6.どのように解決しましたか?
A.「空港内の手荷物受付の人に連絡先を渡したい」と警備の人に伝えましたが、拒まれました。英語が苦手なので、なぜだめなのか詳細がわかりません。しばらくの押し問答の結果、「わかった。俺たちは今からベストフレンドだ。だから特別に通してやる」と言われ、無事に連絡先を教えてくれました。
あとから、1度空港を出てしまった場合は管理棟にパスポートを預けるなどの正式な手続きをしなければならなかったと聞きました。優しいお兄さん、ありがとう。無理言ってごめんなさい。
■編集部解説
アフリカなど遠方への乗り継ぎ便ではロストバゲッジのリスクが高まります。現地調達が難しい場所への旅行で、着替えが全くない状況は衛生的にも精神的にも過酷です。「1泊分の下着と着替え、洗面用具」は必ず機内持ち込み手荷物に入れる、これが鉄則です。
Q7.同じような被害を防ぐために、他の人へ伝えたいことがあれば教えてください。
A. 手荷物の中に、2日分くらいの下着を入れておいた方がいいです。あれから、海外旅行に行く際は必ず手荷物に下着を入れています。余裕があれば、数日過ごすための最低限の荷物は機内持ち込みの方がいいと学びました。コンタクトレンズ、薬、衣類等。運良くスーツケースが無事に届きましたが、盗難などもあることを考えると、あまりスーツケースに頼るのもよくないなと思いました。
Q8.海外旅行で気づいた「日本・日本人の良いところ」を教えてください。
A. 清潔、衛生、便利、比較的治安がいいところです。首都ナイロビでは、携帯でのほほんと写真を撮っていると盗まれるため、隠していました。また、拉致される可能性もあるため、移動も必ずタクシーで、常に自衛が必要でした。
高品質な水がすぐに出ることもいいところです。あまり美味しくはないけれど、首都圏の水でも飲めるし、病気の心配もないし、衛生面で大変恵まれているなと思いました。サンダルで出かけても足から寄生虫が侵入することもなく、比較的危険が少ないと思います。
■編集部まとめ
「荷物は届くのが当たり前」ではありません。特に乗り継ぎ便や特殊な地域へのフライトでは、荷物と自分が別々になることを想定して準備しましょう。水事情が悪い地域での「下着の手洗い」は健康リスクもあるため、使い捨ての下着を持っていくのも一つの手です。
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