スマホは「10万円超え」が当たり前？機能は減ってるのに価格高騰する理由3選！

止まらないスマホ高騰と機能の取捨選択の時代

スマホは高くなるのに機能は減っている理由

iPhoneやGalaxyの最新モデルは、容易に10万円を超え、上位モデルでは20万円に迫ることも珍しくありません。なぜスマホの値段は上がり続けているのでしょうか？

そこで今回は、スマホライフPLUS（https://sumaholife-plus.jp/）に掲載された記事を参考に、スマホ価格と機能に関する情報をご紹介。各項目の詳細はぜひスマホライフPLUSでご確認ください。

1：今さら聞けない！スマートフォン価格高騰の複雑な背景

画像引用：スマホライフPLUS　「Apple」公式サイト(https://sumaholife-plus.jp/smartphone/42813/)

2017年のiPhoneX登場以降、スマホの価格は10万円を超えることが当たり前という風潮が生まれました。価格高騰の背景には、端末に高い耐久性能や大型バッテリー、高性能CPUなどが必要とされる高性能化の進行や、半導体不足の深刻化があります。

さらに、多くのスマホが海外で製造・生産されているため、2022年頃から急速に進んだ円安も輸入価格の上昇に直結しています。加えて、総務省による過度な値引きをなくすための規制（1円スマホ規制など）が、消費者側の「負担感」を増加させている要因の一つとも言えるでしょう。

＜出典＞
今さら聞けない「スマホの価格がどんどん高くなる理由」10万円越えの携帯電話が増えるワケ （スマホライフPLUS）

2：SDカードスロット廃止の理由：薄型化とパフォーマンスの保証

画像引用：スマホライフPLUS(https://sumaholife-plus.jp/smartphone/43832/)

近年、AndroidスマホやタブレットでmicroSDカードスロットが搭載されていない端末が増えてきています。メーカーがSDカードスロットを廃止する複合的な理由として、内部スペースの確保によるデザインの自由度や防水・防塵性能の向上が挙げられます。

スマートフォンは「より薄い内部」に「より大きなバッテリー、高性能なカメラ」など多くの部品を詰め込む方向に発展しているのも要因でしょう。また、品質やデータ転送速度がばらつくSDカードの使用を避け、内蔵ストレージのみに絞ることで、4K動画撮影などの機能において安定したパフォーマンスを保証したいという狙いもメーカー側にはあります。

しかし、SDカードは比較的安価に大容量ストレージを手に入れられる点や、機種変更時のデータ移行がスムーズといったメリットも健在です。

＜出典＞
スマホのSDカードスロットの廃止がじわじわ進むのはなぜ？今でも使える機種はどれ？ （スマホライフPLUS）

3：なぜおサイフケータイ非対応機種が増える？QRコード決済の台頭とFeliCa規格の課題

画像引用：スマホライフPLUS(https://sumaholife-plus.jp/smartphone/41370/)

街中でQRコード決済を使う機会が増加している裏で、おサイフケータイ非対応機種のスマホが徐々に増加しています。おサイフケータイの基盤であるFeliCaは日本独自の技術であるため、海外メーカーにとってFeliCa搭載は「日本向けに対してのみ行う、追加の投資」となり、コスト増大につながるため障害となっています。

日本市場は世界のスマホ販売シェアで約2.3％程度と小さく、日本向けにカスタマイズするメリットが薄れている点も考えられます。さらに、PayPayなどに代表されるQRコード決済は、特別なチップを必要としないため、FeliCa非対応のスマホでも問題なく使えます。

これにより、ユーザー側も「おサイフケータイがなくても、QRコードで十分」と感じるようになり、メーカーもFeliCa搭載を必須とは考えなくなりました。

＜出典＞
今さら聞けない「おサイフケータイ非対応機種」のスマホがじわじわ増加する理由 （スマホライフPLUS）

【まとめ】価格高騰時代の賢いスマホ選び

スマホの価格高騰は高性能化と円安の影響が大きく、機能を絞ったモデルやQRコード決済の普及により、ユーザーはFeliCaのような特定の機能をあえて切り捨てる選択肢も増えています。SDカードスロット廃止の背景を知り、自分にとって本当に必要な機能を見極めることが、賢いスマホ選びにつながります。

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イチオシ編集部　ガジェット部

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