「Xperia 1 III」レビュー!ガジェットマニアおすすめのSONYイヤホンとの併用の利点とは?
SONYの高機能スマホのXperia 1シリーズ。本体の機能やカメラの技術も話題になりますが、実は併用するイヤホンをSONY製品にすることでハイレゾ級サウンドを楽しむことが可能になるんだとか。今回は、ガジェット製品に詳しいワタナベカズマサさんが「Xperia 1 III」と「WF-1000XM4」の併用のメリットを詳しく紹介してくれました! スマホと一緒にイヤホンを使用する機会が多い方はぜひチェックしてみてください。
「Xperia 1 III」はこう使う!人気simフリースマホはイヤホンとの合わせ使いが正解

画像出典:ワタナベカズマサさん (https://www.youtube.com/watch?v=f30hCyI8PJo)
SONYの「Xperia 1 III」は21:9のシネマワイドディスプレイやSONYの技術を詰め込んだカメラ性能が魅力です。ガジェット好きのワタナベカズマサさん曰く、一緒に使うイヤホンをSONYのモデルにするとよりメリットを感じられるんだとか! 今回は「Xperia 1 III」と「WF-1000XM4」の併用について詳しく紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
「Xperia 1 III」レビュー!「WF-1000XM4」との併用でハイレゾ級サウンドを楽しめる!

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「Xperia 1 III」は LDAC に対応しており、「WF-1000XM4」と組み合わせることで、最大990kbpsの伝送量で音楽を楽しむことができます。LDACとは、ソニーが開発したBluetoothコーデックの一種で、高音質なオーディオ伝送を可能にする技術です。従来のBluetoothコーデックと比較して、より多くの情報量を伝送できるため、ワイヤレスでありながらハイレゾ音源に近い高音質を楽しむことができます。

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無線イヤホンは、有線イヤホンと比較すると音質が下がると言われていますが、「Xperia 1 III」と「WF-1000XM4」の組み合わせなら、まるで有線イヤホンのように、音の密度が高く解像感のあるサウンドをワイヤレスで体験できます。
「Xperia 1 III」以外のスマホと「WF-1000XM4」との相性はぜんぜん違う!
LDAC は、「Xperia 1 III」だけでなく、一部の Galaxy や OPPO、Xiaomi、AQUOS などの Android スマートフォンでも利用可能です。しかし、「Xperia 1 III」はSONY製品同士の組み合わせであるため、より最適化された状態で LDAC を活用できると考えられます。
「Xperia 1 III」と「iPhone」で「WF-1000XM4」の音質を比較!

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iPhone は LDAC に対応しておらず、「WF-1000XM4」を使用する場合はAAC コーデックでの接続となります。「WF-1000XM4」には DSEE Extreme という機能が搭載されており、ハイレゾ相当に音源をアップスケーリングしてくれるため、iPhone でも高音質な音楽を楽しむことができます。
実際に LDAC で音楽を聴いてみると、AAC コーデックで聴いた場合との違いをはっきりと感じることができます。音の密度が増し、解像感が向上し、今まで聞こえなかったような音までくっきりと聞こえるようになります。
「Xperia 1 III」と「WF-1000XM4」の併用はオーディオ設定がカギ!

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Xperia 1 III で WF-1000XM4 を使用する場合、通常は DSEE Extreme をオフにすることが推奨されます。DSEE Extreme は、AI が動的に音源を解析し、圧縮によって失われた音をアップスケーリングする機能ですが、バッテリー消費が大きくなるというデメリットがあります。
代わりに、Xperia 1 III のオーディオ設定にある,、DSEE Ultimate機能をオンにすることで、同様の効果を得ることができます。DSEE Ultimate は、スマートフォン側で音源のアップスケーリングを行うため、イヤホンのバッテリー消費を抑えることができます。
「Xperia 1 III」と「WF-1000XM4」の併用は360 Reality Audioもおすすめ!

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DSEE Ultimate をオフにすると、360 Reality Audioという機能をオンにすることができます。通常のステレオ音源を立体音響のように聴くことができる技術で、ライブ会場のような臨場感を味わうことができます。Spotify や YouTube Music などのストリーミングサービスでも利用可能です。
個人的には、普段使いでは DSEE Ultimate をオンにし、音楽の重厚感や厚みをしっかりと出すことを推奨します。気分転換に 360 Reality Audio を試してみるのも面白いでしょう。
「Xperia 1 III」はサイドセンス機能の活用で調整が簡単に!

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「Xperia 1 III」ならではの機能もご紹介します! 「Xperia 1 III」のサイドセンス機能を活用すると、本体側面をタップするだけで「WF-1000XM4」のポップアップが表示されます。これにより、イヤホンの状態を確認したり、イコライザーを簡単に調整したりすることができます。
「Xperia 1 III」はウィジェット操作が便利!
Android のウィジェット機能を利用すれば、ホーム画面にソニーの Headphones Connect アプリのウィジェットを表示させることができます。これにより、Xperia以外の Android スマートフォンでも「WF-1000XM4」の操作が可能になります。
「Xperia 1 III」はおすそわけ充電機能が使える!

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「Xperia 1 III」 には、おすそわけ充電という機能が搭載されており、スマートフォンから 「WF-1000XM4」をワイヤレス充電することが可能です。外出先でイヤホンのバッテリーが切れてしまった場合でも、一時的に充電して復活させることができます。
ワタナベカズマサさんのYouTubeチャンネル:
Xperia 1 IIIとWF-1000XM4を一緒に使うと何かメリットあるの?
「Xperia 1 III」に関するQ&A
「Xperia 1 III」に関する疑問について編集部で調べてみました。
「Xperia 1 III」は自分でバッテリー交換可能?
「Xperia 1 III」のバッテリー交換を自分で行う場合、保証を受けられなくなるデメリットがあります。正しい方法での交換作業ではない場合、故障につながりかねないため、故障取扱拠点に預けて交換をお願いするほうが良いでしょう。
「Xperia 1 III」は中古と新品どちらを買うべき?
「Xperia 1 III」は発売から時間が経過し後継機種も発売されていることもあり、中古品も多く出回っています。中古品は新品の購入と比較して保証の内容などが異なるため、端末の状態とあわせて保証内容もよく調べて購入すると良いでしょう。
「Xperia 1 III」はケースも販売されている?
Xperiaシリーズは、モデル別に純正ケースやサードパーティ商品などが多数販売されています。Amazonや楽天などでチェックしてみてください。
【まとめ】「Xperia 1 III」は「WF-1000XM4」との併用で音楽体験が超快適に!
今回は、「Xperia 1 III」のおすすめの使い方として、「WF-1000XM4」との併用をご紹介しました! 2つを組み合わせることで、LDAC による高音質サウンド、Xperia 独自のオーディオ設定による音質向上、サイドセンスやウィジェットによる便利な操作やおすそわけ充電機能など、様々なメリットを享受できます! 今回の解説を参考に、ぜひ「Xperia 1 III」と「WF-1000XM4」の組み合わせを試してみてください。
DATA
SONY┃Xperia 1 III
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