「出没!アド街ック天国」が30年目に突入!井ノ原快彦×中原みなみアナウンサーが語る“知られざる番組秘話”
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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1995年に放送開始し、4月から30年目に突入した「出没!アド街ック天国」(毎週土曜夜9時)。街を徹底的に紹介する地域密着系都市型エンターテインメント! あらゆる街の魅力を発信し続け、長きにわたり愛されている。
今年4月からは、中原みなみアナウンサーが5代目MCに就任。「テレ東プラス」では、“あなたの街の宣伝部長”井ノ原快彦と、中原アナウンサーの貴重な対談をお届け。番組に対する熱い思いを聞きました。
【動画】街の魅力が満載!「出没!アド街ック天国」最新回
「“古い”っていう顔をしながら最先端の情報を出している番組」(井ノ原)
――4月で番組が30年目に突入しました。率直な感想から、お聞かせください。
井ノ原「僕は20周年の時に就任したので、そうか~もう10年も経つんですよね。自分のデビューも1995年でしたし、実は放送2000回を迎えた時、20th Centuryでやっているラジオ番組も同じように放送2000回を迎えたんですよ。“あー僕は、『アド街』と同じように歩んでいるんだな”と感じます」
中原「井ノ原さんが宣伝部長になって、もう10年になるんですね!」
井ノ原「でも、まだ峰(竜太)さんの家に連れて行ってもらってないからね」
中原「そこは1つのステップなんですね(笑)。10年やってきたという実感はありますか?」
井ノ原「いや、全然。ずーっと7年目くらいの気持ちです」
中原「その3年の誤差は、なんなのでしょう(笑)」
井ノ原「慣れないからかな? MCとレギュラー陣がいて、さらにゲストの方がいる状況って、実は結構難しいんですよ。やり方が何万通りもあるから…。でも、だからこそ『アド街』は、毎回違って面白いのかなと思います。
中原さんはまだ番組に入って3カ月なのに、落ち着きがあって素晴らしいですよ! グイグイ行かなさそうなのに、いろんなことにチャレンジしていて、パートナーとしても頼もしいし、やりやすいです」
中原「ありがとうございます!」
井ノ原「まだ中原さんのことはあまりよく知らないけど、スポーツが得意でチャレンジ精神がある人なんだってことは伝わってきます。緊張もあまりしないタイプでしょ?」
中原「緊張してるんですけど、隠しています」
井ノ原「あっ、隠してるんだ(笑)。SNS用の動画撮影でも、けん玉をやりながら番宣コメントをスラスラ話していたし、前はバスケをしていたこともあったよね? 一生懸命トライしていて、そこが素晴らしいなって。たぶん中原さんがMCのポジションをスマートにこなすから、スタッフが何かやらせたくなっちゃうのかもしれないよね(笑)」
中原「私の新しい個性を引き出そうとしてくれているなと感じています。でもすごく楽しいです!」
井ノ原「実は今日の収録でも、中原さんが言い間違えをした場面があったんですけど、峰さんをはじめ、みんな大喜びですよ。中原さんの“やっちゃった顔”を見るのが楽しいんでしょうね(笑)」
中原「皆さん、失敗しても温かく包み込んでくださって、スッと受け入れてくださる空気があるので、最初から安心できました。家族みたいな空気感なんです。収録の前日から楽しみにしていますし、前任の片渕茜アナウンサーにも、『明日アド街? いいなぁ』と言われます。『アド街』のスタジオは、癒しの空間になっています」
――番組で紹介した街に行ったことはありますか?
中原「私は、春日部や麻布十番、関内に事前にお邪魔しました」
井ノ原「結構行ってるんだね。僕も最初のうちは下見のためにいくつかの街に行ったんだけど、途中から“番組には達人がいるんだから教えてもらうスタンスでいこう!”と切り替えました。情報を得て、放送後に行った方が楽しいということに気づいて…」
中原「それは間違いないですね」
井ノ原「行ってみると面白いのよ。“実際はこんなに大きい建物だったんだ”という驚きや、お店に入ったら、“あっ、VTRに出ていた人だ!”って感動する(笑)。いろんな発見があるから」
中原「『アド街、見ました』と声をかけられることはありますか?」
井ノ原「あるある。よく言われる。お店の方は仕事中だから、なかなかこっちからは声をかけられないじゃない? なので遠慮していると、実は最初から分かっていたみたいで、コロッケ1個おまけしてくれたりして。ジェスチャーで“食べてね”って(笑)。いまだに通っているお店もありますよ。あと、スタッフと街でばったり会ったこともある」
中原「えーっ!」
井ノ原「『今日はどうしたの?』と聞いたら、『収録が終わったので、あいさつをしに来たんです』って。時間の関係で紹介VTRをカットすると、『短くなっちゃってすみません』と、直接伝えに行くらしいんだよね。“そんなこともしてるんだ…”と、感動しちゃいましたよ」
――プライベートで街に出かける際は、どんなところを重要視していますか?
井ノ原「僕は“人”かもしれない。お店の店員さんと仲良くなったとか、そこに友達ができたとか…そうなると、その街に行きます。自分たちだけで出かけると行動範囲が決まってしまうけど、行った先に友達家族がいると、“みんなで遊ぼう”と行動範囲も楽しさも広がるんですよね。逆の場合もあって、友達が東京に来た時は、家に呼んで遊ぶこともあります」
中原「ステキですね。それで言うと、私も“人”かもしれません。アナウンススクール時代の同級生に会いに、その街に行くことがあります」
井ノ原「そういう関係性は、今後も大切にした方がいいよね!」
――最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。
中原「番組を担当することになって、初めてスタッフの皆さんの努力を知りました。何度も街に通い、番組の名前は出さずに地元の方たちと仲良くなり、街の裏側も含めていろんな情報を知った上で撮影を始めるそうで、“こんなに時間をかけて丁寧に作っているんだ”と。だからこそ、本当にその街をのぞいている感覚になるのかもしれません。
インターネットやSNSで情報があふれている時代だからこそ大切にしたい感覚で、これからも、そういう魅力を発信していけたらいいなと思います」
井ノ原「今日の収録はゲストがいなかったので、いつもは聞く側の自分たちが話す側になったんですけど、レギュラーメンバーで回すのもまた違った面白さがあって、こういう形もいいなと思いました。こんなに幅広い世代が一堂に会して話す機会って、なかなかないじゃない?」
中原「はい! 家族会議のようで楽しかったです(笑)。皆さん博識でいらっしゃるので、毎回たくさんのことを知ることができます」
井ノ原「峰さん、薬丸(裕英)さん、(山田)五郎さんの知識量はすごいよね。あと、この番組って、いい意味でマンネリというか変わらないと思われがちなんですけど、実はめちゃくちゃ変わっているんですよ。僕が就任してからの10年でもだいぶ変わっていて、当時やっていたことを、今は何一つもやってないかも…。
スタジオで全員でやる企画や僕がロケに行くこともあって、もっと昔にさかのぼると、“街のキャッチフレーズ”をみんなで考える企画もあったみたい。だから実は、大幅にリニューアルしているんですよね。
五郎さんの言葉を借りるとするなら、“老舗ほど大胆に変える”ってことなんだと思います。スタッフの皆さんは、飽きさせない努力をしているんだなと。“古い”っていう顔をしながら最先端の情報を出している番組なので、そういう部分にも注目していただきたいです」
(取材・文/伏見香織)
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記事提供元:テレ東プラス
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