たとえ大金持ちになっても心は満たされない?お金の欲求から解放される方法とは!?【心理学の話】
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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ほしいと思うほど足りないお金の不思議の心理学的理由
1000円というお金は、誰にとってみても1000円のものを買えるということに変わりありません。
けれどその価値は人によってまったく違います。毎日500円のランチを食べている人にとっては2日分のランチ代。毎日2000円のランチを食べている人にとっては、1日分にもなりません。つまり、お金の金額に左右されることは、あまり意味がありません。
重要なのは、そのお金が自分にとってどれだけの価値を持つかです。そしてそれは、自分自身で決めることができます。自分自身でお金の価値をコントロールできれば、お金にふりまわされにくくなるはずです。
同じ月給のふたりの人がいたとして、ひとりはいつも足りないと不満を持ち、もうひとりは楽しく満ち足りて暮らしている。アメリカの心理学者、ブルーナーとグッドマンの実験では、高収入の家庭の子どもはコインを実物よりも小さく描くが、低収入の家庭の子どもは、実際の大きさよりも大きく描くという傾向が出ました。つまり、欲求が強いと、その対象が大きく見えるということです。
お金はほしいと思えば思うほど、大きな存在となり、ふりまわされてしまう。現状に足ることを知って過ごしたいものです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』
記事提供元:ラブすぽ
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