ドラゴン細井、岩井社長を追悼「会いたいですよホントに」民間療法は批判
ビジネスリアリティー番組「令和の虎」(登録者数126万人)の出演者で医師の「ドラゴン細井」(同18万人)が、令和の虎を主宰していた故・岩井良明さんを追悼しました。
岩井社長の肺がんについて
一部の虎たちは、岩井さんの家族葬があることを知らされて弔問したそうですが、細井のもとにはその知らせが入っていなかったそうです。「会社のほうとかご家族の都合でたまたま行けた方が、という形ですので」と理解を示しつつ、「僕も会いたかったなぁ」と本音を漏らします。ただ岩井さんの死去については「しっかり悲しみまくって乗り越えている」ときっぱり。「今ごろ天国か地獄か、一丁目で僕らを見てニンマリ笑っている」と軽い冗談を飛ばします。
生前、肺ガンであることを告白していた岩井さん。細井は「岩井さんが教えてくれたことで大事なこと」として「タバコを吸っちゃいけないってことですよ。これだけはみなさん、肝に銘じてください」と呼びかけます。ほかにも糖尿病や高脂血症だったという岩井さん。細井は体を動かすことの重要性も訴えました。
岩井さんの民間療法について
続けて細井は「僕はもう1つ本当に伝えたいことがあります」と切り出すと、「民間療法をやめろってことですよ!」と声をあげました。生前、岩井さんは術後、がんの治療にあたって抗がん剤の投与といった標準治療のほかに民間療法も実践すると言っていました。その中には1日1万円するという高価な薬の服用や温熱療法、さらには体の振動を計る機械に入ったり、磁気を発する機械を身につける、ご祈祷をするといったものも含まれていたそうです。
そのうえで細井は「意味なかったやんけ!」と医師の立場から批判。民間療法について、がんを治すということなどないと主張しつつ、「なんなら進める可能性もあるんです」と、進行を早める危険も示唆。「ご祈祷」に関しては、心がポジティブになることはエビデンスでは良いとしながら、「やりすぎは良くない、願うことがすべてになったらおかしい」と異論。そして「病魔に苦しんでいる方をビジネスの対象にするのはやめたほうがいい」と、民間療法を広めている人たちにも警告していました。
細井はまた、「岩井さんは絶対、天国でも元気です。暴れてるでしょうね。もうチャンネル作ってるでしょうね」と期待。令和の虎の躍進に「ちょっとは貢献できたんじゃなかな」と自負しつつ、岩井さんが天国で開設するチャンネルの登録者数が1000万人以上になっていることを望みます。その上で「超有名なチャンネルになってから45年後に岩井さんのもとに行く」と言及。「岩井さん見てますか? みんな寂しがってますよ。会いたいですよホントに」と話していました。
記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。