【動画】フォード GT Mk IVがニュルブルクリンクでエンジン車史上最速タイムを記録! 驚異の6分15秒977
イチオシスト
800馬力以上のパワーを誇る第3世代「フォード GT」のサーキット専用フィナーレモデル「Mk IV(マーク4)」が、世界一過酷なサーキットとして知られるニュルブルクリンク北コースにおいて、驚異の6分15秒977というタイムを叩き出した。ハイブリッド車とEVに次ぐ歴代3位の記録であり、純粋な内燃機関(ガソリンエンジン)車としては史上最速の称号を手にした歴史的瞬間の詳細をお届けする。
1日を明るくする準備はいいか? 下の動画を少し見てみてほしい。ニュルブルクリンク24時間レースで2度の優勝経験を持つフレデリック ヴェルヴィッシュ(※1)の手によって、フォード GT Mk IV がニュルブルクリンクで史上3番目の速さとなるタイムを叩き出している動画だ。
早送りしているように見えるだろう? Mk IVの6分15秒977というラップタイムは、歴代記録の中でポルシェ 919 ハイブリッド EVO(※2)とフォルクスワーゲン ID.R(※3)の後に続くのみだということを意味する。そして、そのうちの1台はハイブリッド車であり、もう1台は電気自動車であるため、このイカれたGTは、ニュル(ニュルブルクリンク)を走った史上最速の純粋な内燃機関(ガソリンエンジン)車というタイトルも獲得したのだ。さらに、アメリカの自動車メーカーが作った車としても最速である。
「ニュルブルクリンクでフォード GT Mk IV を運転することは、他では味わえない体験だ」と、4月1日にラップを終えたヴェルヴィッシュは語った(いや、このタイムはエイプリルフールのジョークではない)。実際、季節外れの寒さのせいで、このベルギー人ドライバーの最高速度は311km/h(193mph)に制限されていたそうだ。
「すべての入力(操作)に対して、即座に正確な反応が返ってくる。ケッセルヒェン(Kesselchen)を抜け、フルークプラッツ(Flugplatz ※4)を越える時、それはただ自信を与えてくれ、さらに激しくプッシュすることを可能にしてくれる。このコースの歴史を感じると同時に、このマシンに心血を注いだフォード レーシングのエンジニアたちの計り知れない能力を感じる。この記録を樹立できたことは夢のようであり、情熱と正確さが出会った時に何が可能になるかを証明するものだ」
ご存知の通り、Mk IV はこの第3世代フォード GT の最後を飾る(生産終了を記念する)モデルであり、わずか67台のみが製造される。これは、特別なマルチマティック(Multimatic ※5)製レース用サスペンションを備え、800馬力(800bhp)以上を絞り出すようにチューニングされたエコブースト(EcoBoost ※6)V6エンジンを搭載する、サーキット専用のスペシャルモデルだ。あのロングテール ボディ(※7)にも注目してほしい。
下のラップ動画を6分ちょっとかけて見た後は、ここの文字をクリックして我々のレビューを読んでみてほしい。
【補足・注釈】
※1 フレデリック ヴェルヴィッシュ:アウディのファクトリードライバーなどで活躍するベルギー出身のレーシングドライバー。
※2 ポルシェ 919 ハイブリッド EVO:ル マン24時間レースなどを制したLMP1マシンのレギュレーション制限を解除した究極のタイムアタックマシン。ニュルブルクリンクの最速記録保持車。
※3 フォルクスワーゲン ID.R:フォルクスワーゲンが開発したプロトタイプEVレーシングカー。
※4 ケッセルヒェン、フルークプラッツ:いずれも過酷なことで知られるニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)にある有名なセクションの名称。
※5 マルチマティック:カナダに本拠を置くレーシングカーの開発や製造を行うエンジニアリング企業。フォード GTの製造も担当している。
※6 エコブースト(EcoBoost):フォードの直噴ターボエンジンのブランド名。
※7 ロングテール ボディ:空気抵抗を減らし最高速や安定性を高めるために、車両の後部を延長したボディ形状。
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