【フェイクニュース】ワイスピのDVDが品切れ状態に? 「ディーゼル価格高騰」のニュースが引き起こした世界規模の勘違い
イチオシスト
「ディーゼル価格が高騰」というニュースの見出しを見た人々が、「ヴィン ディーゼル」の価値が上がったと勘違いし、チャリティショップで中古DVDを買い漁るパニックが発生!? 英国Top Gearの架空の特派員がお届けする、大ヒット映画『ワイルド スピード』シリーズへの愛ある(?)皮肉とブラックジョークがたっぷりと詰まった秀逸な風刺記事(フェイクニュース)をお届けする。

トップギアの放浪の特派員、コーリー スポンデント(※1)がお届けする、自動車(モータリング)の世界からのほぼデタラメな独占スクープである。
地球規模の壮大な勘違いが、ハリウッド俳優ヴィン ディーゼルが出演する古いDVDに対する前代未聞の需要を引き起こしている。(※「ディーゼル燃料の価格が高騰している」というニュースの見出しを、「俳優ヴィン ディーゼルの価値が高騰している」と勘違いした人々が引き起こしたというジョーク)
イギリス全土のチャリティショップ(※2)では、大通りの店舗が大混乱に陥っていると報告されており、客が建物のブロックを囲むように列を作り、場合によっては中古メディアの棚を略奪するチャンスを求めて文字通り殴り合いになっているという。
一方で、それらのチャリティ団体のいくつかは、物議を醸すダイナミックプライシング(変動価格制)の手法を用いたとして批判されている。値札の価格がほぼ600パーセントも引き上げられた結果、『Furious 7(ワイルド スピード SKY MISSION)』の中古品の中には、今や3ポンド(633円)(※3)もの高値で取引されているものもあるのだ。
ヴィン ディーゼルの過去の出演作のほぼすべてが影響を受けていると考えられており、『Babylon A.D.(バビロン A.D.)』、『The Last Witch Hunter(ラスト ウィッチ ハンター)』、『The Pacifier(キャプテン ウルフ)』といった、世間から広く酷評されたタイトルでさえ、あの有名な低音ボイスの俳優がプロモーションのために深夜のトーク番組をハシゴした時以来となる関心を集めている。
『ワイルド スピード(Fast & Furious)』シリーズの第11弾となる『Fast Forever(ファスト フォーエバー)』は2028年に公開される予定だったが、これが今年の夏に前倒しされる可能性が出てきた。内部関係者たちは、「来週までに脚本を仕上げ、1ヶ月以内にすべての撮影を終えたとしても、映画のクオリティが損なわれることはない(※4)」と自信を見せている。
『ワイルド スピード』シリーズの権利を持つユニバーサル ピクチャーズの広報担当者はこう語った。「ファミリーがいれば、見出し以上のものを読む必要はないのだ(※5)」
【補足・注釈】
※1 コーリー スポンデント(Cory Spondent):特派員を意味する「Correspondent」をもじった架空の記者名。トップギアの風刺(フェイクニュース)記事でお馴染みのキャラクター。
※2 チャリティショップ:市民から寄付された不用品を販売し、その収益を慈善活動に充てるイギリス特有のシステム。中古DVDなどは通常、タダ同然の値段で売られている。
※3 3ポンド(633円):「600%も価格が高騰して3ポンドになった」ということは、元が50ペンス(約100円)程度のガラクタ扱いだったという、イギリスらしい強烈な皮肉。
※4 クオリティが損なわれることはない:同シリーズの脚本やストーリーの薄さを「1ヶ月で撮っても変わらない」と暗に皮肉っているブラックジョーク。
※5 ファミリーがいれば〜:ヴィン ディーゼル演じる主人公ドミニク トレットの口癖「ファミリー(家族)」と、「ディーゼル高騰」というニュースの見出しだけを見て中身を読まずにDVDを買いに走る人々を掛けたオチ。
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