3人に1人、推し活グッズよる部屋の圧迫を経験 「一般ゴミに出すのは失礼」の声も、処分に9割弱が「罪悪感」
イチオシスト
3人に1人が推し活グッズに生活スペースを圧迫されつつ、9割弱が処分には罪悪感を持ち、決断が難しい――。不用品回収サービス「粗大ゴミ回収隊」(PRIME・東京)は、推し活経験のある全国の成人男女300人を対象に、「推し活グッズの処分に関するアンケート調査」を実施したところ、こんな葛藤が垣間見えた。調査は3月に実施した。
まず、推し活ジャンルの1位は、「アニメキャラクター」(23.8%)で、2位は「アイドル(国内)」(21.8%)、ほぼ同率の3位は「アーティスト・バンド」(21.0%)。アニメやアイドルといったジャンルは、アクリルスタンド・缶バッジ・CD・写真集・ライブグッズなど、物理的なアイテムが豊富に展開される傾向にある。
推し活グッズが自宅の収納スペース(またはディスプレイスペース)のどのくらいを占めているかを尋ねたところ、「10~30%程度」(23.0%)と「30~50%程度」(4.3%)を合わせて、10%以上のスペースをグッズに割いている人が約3割いた。「50%以上(半分以上)」と回答した人も3.0%いた。これまでの購入総額については、「10万円~30万円未満」(21.0%)、「30万円~50万円未満」(8.7%)、「50万円~100万円未満」(4.7%)、「100万円以上」(3.0%)を合わせて、10万円を超える投資をしている層が合計で37.4%に達した。
推し活グッズが部屋を圧迫して生活に支障をきたしたことがあるかどうかを聞くと、「ときどきある」(30.0%)と「よくある」(3.7%)」を約34%と3人に1人が経験していた。具体的な支障は、「収納スペースが足りない」(29.6%)が最多。以下、「部屋が狭く感じる」(27.6%)、「掃除がしにくい」(22.6%)、「来客時に見られたくなくて困る」(7.8%)、「引っ越しの際に大変だった」(7.4%)、「家族に文句を言われた」(4.5%)と続いた。
生活スペース圧迫の現実があっても、処分決断には葛藤が。推しのグッズを処分することに、罪悪感や抵抗感を持つかどうかを尋ねたところ、「やや感じる」(55.7%)、「非常に感じる」(34.0%)を合わせて約9割が処分に対して心理的な抵抗を覚えていた。「非常に感じる」「やや感じる」と回答した人に、どのような罪悪感・抵抗感なのかを尋ねたところ、「お金をかけたのにもったいない」(36.3%)が最多。以下、「思い出が詰まっていて捨てられない」(29.8%)、「推しの顔や姿があるものを捨てにくい」(12.3%)、「推しへの裏切りのような気がする」(9.5%)、「一般ゴミに出すのは失礼な気がする」(6.5%)と続いた。「もったいない」という気持ちだけでなく、推しているキャラクターの顔を「ゴミ」として扱うことへの忌避感が、処分を難しくしているようだ。
「推し活グッズの処分」については全体の4分の3が経験しており、その具体的な方法は、「フリマアプリ(メルカリ・ラクマなど)で売却」(32.5%)、「自治体のゴミとして処分」(25.2%)、「友人・知人に譲った」(14.0%)、「オークション(ヤフオクなど)で出品」(10.3%)。処分において最も重視したいことに「誰かファンに使ってもらえること」(26.3%)や「売却してお金になること」(25.7%)」が挙げられており、これを満たすフリマアプリが主流となっているようだ
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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