「それカラビナでしょ?」→じつは火もおこせるんです。たった28gで6機能搭載のこれ、一軍確定です
イチオシスト
記事中画像撮影:筆者
このカラビナ、唯一無二すぎる…

よくあるカラビナのように見えるこれ。じつはちょっと意外なことができるんです。まずはこちらをご覧あれ。
そう、カラビナなのに火おこしができるんです。
さらに、ドライバーやナイフ、栓抜きなどマルチな機能が5つ備わっていて、着火装置 × マルチツール × カラビナという、ちょっと珍しい組み合わせのエマージェンシーギア。使ってみたら、これがなかなかおもしろい!
キャンプの深みが3割り増しになったので、その機能や使い勝手を詳しくチェックしてみました。
ファイヤービナー カモアウトドアエレメント

ファイヤービナーアウトドアエレメント

ファイヤービナーはこんなアイテム

ファイヤービナーは、サバイバル用途を意識した小型で多機能なギアを得意としている「アウトドアエレメント」が手がけるアイテム。
アメリカ・コロラド州発のブランドで、日本ではMSRの輸入元として知られるモチヅキが取り扱っています。
6つの機能で28g

そんなブランドが作ったのが、この「ファイヤービナー」。見た目はカラビナですが、全部で6つの機能を搭載しています。
で、そのマルチな機能のなかでいちばん惹かれたのが「ファイヤーホイール」を内蔵していること!
冒頭でちらっとお見せしましたが、これが片手でいとも簡単に火花が出せるのですよ。

重さは28g。ミニサイズのファイヤースターターを持ち歩くよりも軽いくらいの感覚です。
強化ステンレス✖️チタンコーティングでタフ

筆者はカモ柄がプリントされたモデルを購入したのでパッと見はわかりにくいのですが、ベース素材は強化ステンレスで、表面には耐久性を高める超耐性チタンコーティングが施されているそう。

このほか5色のカラー展開がありました。カラビナといえどタフに使える仕様です。
いざ着火。イージーだからめちゃ楽しい

さっそく焚き火の火おこしに活用してみることに。まずは、ティッシュペーパーに火花を飛ばしてみると……
何度かファイヤーホイールを回転させると、ちゃんと着火しました!
メタルマッチを使っていたときは、両手を使うし、なかなかうまく火花を飛ばせないしで、着火に時間がかかっていたんですが、ファイヤービナーだと片手1発で火花が出せるので、初心者でもかんたんにできました。
別の日のキャンプでは、コットンパフを使って着火にトライ。キャンプ仲間も「これはかんたんでいいね〜」と評判は上々。火おこし、かんたんにできるとめちゃくちゃ楽しいな……!
どうしてかんたんに火花が出るのか?

ファイヤーホイール付近には、着火用の「フェロロッド」なるものが内蔵されています。
フェロは「フェロセリウム(鉄とセリウムなどを混ぜた合金)」のことで、ロッドは「棒」という意味。
つまり、金属をこすって火花を出す、火おこし用の棒が、見えないところに内蔵されているわけです。

このフェロロッドは、濡れても使えて、低温でも着火できるといったメリットがあるのだそう。

ファイヤービナーにはこのフェロロッドが搭載されているわけなのですが、小さなフェロロッドとライターの石のような回転部分(=ファイヤーホイール)、この2つを組み合わせているのがポイント。
先ほどの着火動画のように、ライターみたいにホイールを回すだけでかんたんに火花を出せる、というわけですね。
こんな使いかたもできそう
イグナイターの代わりに
シングルバーナーにイグナイターがついていないとき、調子が悪くて着火できないとき。ファイヤービナーの火花でちゃんと着火できました。
標高が高いとイグナイターが着火しにくくなることもあるので、保険としてファイヤービナーがあると助かるシーンもありそう。
クッカーのリフターにも?

いろいろリサーチしていたら、ハンドルのないクッカーのリフターにしている、なんてアイデアも。緊急時にはこうした使いかたもできるかもしれません。
そのほかの機能も問題なし!

そのほかの搭載機能については割愛しますが、むろんどれも問題なく使えましたよ。

ちなみに、地味に便利だな〜と思ったのがスクリュードライバー。これ、ペグの泥をかき出すのにちょうどよかった!
使ってわかった、気になったところ

パッケージには替えのフェロロッドがついているので、ファイヤービナーを取り外したあとうっかり捨ててしわないように気をつけたいところ。

また、フェロロッドが交換できるのはいい点ですが、テストを含めて使っていたら(たぶん100回くらいはファイヤーホイールを回したかも)、気づけば半分以上すり減っていました。
楽しくてつい回しちゃうので、交換は思ったより早そう。交換の際は精密ドライバー必須です。
キャンプ力が少しアップした気分

ガストーチなどを使えば、かんたんに火おこしできる便利な時代ですが、たまにはこうやってスパークを出すところから焚き火を楽しむ、なんてのもキャンプの醍醐味。
わが子(現在5歳)がもう少し大きくなったら、「火育」としてファイヤービナーでの火おこしにも挑戦させてみたいなと。不便さも含めて楽しむ、そんな体験を一緒に味わえたらいいな〜なんて思うのでした。
火もおこせる多機能カラビナ、これはもう一軍入り確定!
ファイヤービナー カモアウトドアエレメント

ファイヤービナーアウトドアエレメント

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記事提供元:CAMP HACK
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