<キンパとおにぎり 最終回>遠距離恋愛になった赤楚衛二“大河”とカン・ヘウォン“リン”の恋のゆくえ
イチオシスト
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会リン(カン・ヘウォン)の帰国を前に、大河(赤楚衛二)は実家へ彼女を連れていく
赤楚衛二演じる居酒屋のアルバイト・長谷大河と、カン・ヘウォン演じる韓国人留学生のパク・リンの国境を越えた恋を描く、ドラマプレミア23「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」(テレ東系)の第10話(最終話)が3月16日に放送された。最終話では、帰国するリン(カン・ヘウォン)と大河(赤楚衛二)の空港での感動的な別れや、遠距離恋愛を始めた2人の様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
キンパとおにぎりのように、似ているようで文化や習慣の違う韓国女子と日本人男子の恋模様
本作は、日本人男子と韓国女子が、文化や価値観の違いに戸惑いながらも惹かれ合い、やがて自分自身を見つめ直して前を向いていく姿を描くピュア・ラブストーリー。
「オレたちなら…大丈夫だよ」
韓国の広告デザイン会社の面接に合格し、就職が決まったリン。それは彼女の帰国が決まったということでもあり、大河はすぐには言葉が出てこなかった…。
彼は笑顔を作り、「おめでとう」と言った後、再び2人は沈黙。先に口火を切ったのはリン。大河が自分のためにすごく悩み、いろいろ考えてくれた気持ちを帰国しても大事にしたいと、彼のつらい気持ちに寄り添うのだった。そして彼は「オレたちなら…大丈夫だよ」と、自分にも言い聞かせるようにリンに告げるのだった。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会リンは帰国が決まった…
大河、故郷にリンを連れていく
大河は自分が育った所を見せたいと、リンを故郷・長野に連れていった。大学時代、1人で自主練習をしていたという河原を散歩していると、リンが「走る姿が見たい」とせがみ、「勝負しよう!」と走り出した。
遅れて走り出した大河はリンを追い越し、2人の距離はどんどん離れていった。遠くなっていく彼の姿に、リンはこれから離ればなれになることをあらためて感じ、立ち止まって涙を流す。そんな彼女を、大河は言葉の代わりに優しく抱き締めて慰めた。
母と兄に成長を見せた大河
その後、大河はリンを連れて実家へ。母(中島ひろ子)と兄(田島亮)にリンを紹介し、リンのおかげで“栄養士”という新たな目標が持てたことを告げた。30歳近くなって再び学校に通うことにした大河に、兄は「またダメになったらどうするんだ!?」と苦い顔…。だが大河は、「またダメになったとしても、またやり直せると分かったから、もう大丈夫!」と、力強く告げるのだった。大河の強いまなざしを見た母は、彼の成長を感じ、微笑んだ。
兄も、大河に彼のバイト先の“田の実”の住所を尋ね、「おまえが世話になってるんだから、上京した時にあいさつに行く」と告げた。陸上選手として挫折した後、目標も見つからず、これまでとは全く別ジャンルの居酒屋でバイトしていた大河を心配するあまり否定的なことばかり言っていた兄が、やっと自分を認めてくれたのだと大河はうれしくなり、笑顔で兄に「ありがとう」と伝えた。兄弟間のわだかまりが解消された。
一方、母も成長した大河を見て、彼が陸上をやめる時に心配でいろいろ言ってしまったが、もっと信じて見守るべきだった、とリンに心情を打ち明ける。帰り際、大河は母と兄に「自分なりにコツコツ頑張るから」と伝え、2人は安心した笑顔で大河とリンを見送った。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会母と兄に成長したところを見せた大河
「行かないと、いけないよね…」
リンの卒業式も終わり、帰国当日に。空港のロビーで、2人は「毎日、起きた方が連絡する」「毎晩、寝る前のビデオ通話する」と約束。そして、お互い休みが取れたら会うことも話し合った。
大河は「リンに食べてほしくて…」と、リンにおにぎりを渡す。それは、2人が初めて出会った日に、大河がリンに握った“牛肉のしぐれ煮”が入ったおにぎりだった。
リンは一口かじって、「これって、何て言うんですか?」とあの時と同じように尋ねた。「ししとうと牛肉のしぐれ煮です」と同じように答える大河。「しぐれ煮…何か韓国のジャンジョリムと味が似てますね」と会話を再現するリンに、彼の中で初めて会った時からの出来事が一気に蘇った。2人で笑って、泣いて、ケンカして…この1年のあらゆる思い出が溢れ返って押し寄せてくる…。
大河は「行かないと、いけないよね…」と、これまで我慢してきた言葉をついに言ってしまった。止まらない涙の中、リンの心を今さら揺らすようなことを口にしたことを謝り、「でも、オレはリンに救われたんだよ」と想いを伝えた。
大河は溢れる涙も拭わず、遠くに行ってしまうリンを強く抱き締め、「ありがとう、本当にありがとう」と何度も言った。2人は長いキスをして、お互いを離さないようにいつまでも抱き合った。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会思い出のおにぎりを食べて、初めて会った時の会話を再現する2人…
遠距離恋愛が始まった大河とリン
遠距離恋愛が始まった2人は、毎晩ビデオ通話でお互いの1日を報告しあった。大河の誕生日にはリンが日本に来るなど、会う機会も作って過ごした。
しかし、時が経つにつれ、お互いに自分が知らない人たちとの思い出が増えていき、これまで共有していた時間は、それぞれの時間へと変わっていった。そんなある日のビデオ通話の最中、お互いに寝落ちしてしまった…。いつの間にか“約束”は“義務”に変わっていた。目を覚ました大河は、画面の向こうでぐっすり眠るリンの寝顔を見て、彼女を起こさずにパソコンを閉じた…。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会大河は日本で栄養士になるために専門学校で勉強中
3年後…
それから3年後。大河はスポーツ栄養士として歩み出していた。そんなある日、彼が作ったキンパを食べて「おいしい」と褒めた後輩に、大河は「昔、大事な人に教えてもらったんだよね」と言って、懐かしむように微笑んだ。
一方、リンも忙しいながらも広告デザイン会社で充実した日々を過ごしていた。ある日の仕事帰りに親友のユンギョル(ソ・ヘウォン)と夕食を楽しんでいた彼女は、おにぎりを注文。ユンギョルが「それ好きだよね。元カレの影響?」と言うと、リンは微笑みながら、幸せそうにおにぎりを頬張るのだった。
「昔の大切な人」「元カレ」という言葉から、2人は別れてしまったのだと推測できる。だが、お互いを思い出す2人の幸せそうな笑顔から、ケンカ別れではなくお互いに納得して別れたのだろう。この1年間の恋は、2人のターニングポイントであり、成長させた、一生忘れられない恋になった。
(C)「キンパとおにぎり」製作委員会親友のユンギョル(ソ・ヘウォン)とリン
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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