【実録】「婚活で300人と会った女」が伝授!「理想の夫」と「選んではいけない男」
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イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
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画像素材:PIXTA「婚活を続けすぎると、“新しい人に会うこと”が目的になってしまうんです」
そう語るのは、20代半ばから約10年間、婚活の荒波を泳ぎ続けてきたAさん。
婚活パーティー、街コン、合コン、そしてマッチングアプリ——彼女が出会ってきた男性は、延べ300人以上にのぼる。
一度は婚約破棄も経験したAさんが、なぜ最終的に「これ以上の人はいない」と言い切れる理想の夫と巡り合えたのか――。300人という圧倒的なサンプル数から導き出した、“婚活迷子にならないための極意”を聞いた。
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「職場結婚は絶対に嫌」20代半ばで婚活を選んだ理由
画像素材:PIXTA――20代半ばといえば、自然な出会いから結婚する人も多い時期。なぜ、あえて婚活という選択をしたのでしょうか。
「周りが結婚し始めた焦りもありましたが、一番の理由は、職場結婚が絶対に嫌だったからです。
同じ会社だと、仕事での失敗やだらしない部分、情けない姿まで全部見えてしまう。私は結婚相手に“尊敬できること”を第一条件として求めていたので、自分の知らない世界で頑張っている人と出会いたかったんです。
私は恋愛と婚活を完全に別物として考えていて、実は婚活と並行して彼氏がいる時期もありました。結婚相手を探す作業と、恋愛を楽しむ時間を切り離していたんです」
――婚活を始めた当初、どんな方法で出会いを探していましたか?
「当時はマッチングアプリが主流ではなく、いわゆる"回転寿司系"の婚活パーティーに、手当たり次第、顔を出しました。
そして20代後半で、婚活パーティーで出会った年上男性と婚約することに。
仕事は安定しているし優しくて、条件的には悪くない相手でした。ただ付き合い始めると、少しずつ違和感が…」
――違和感とは?
「一言でいうと、“対等じゃない”ということです。今思うと、彼はモラハラ気質なところがあり、喧嘩をするとすぐに『俺、帰るわ』と拗ねる。でも本当に帰りたいわけじゃなく、引き止めてほしいという幼稚な試し行動でした。いい歳の男性がそれをやるのは、かなりきつかったです。
さらに彼は、"自分好みの彼女"に私を染めようとしました。プレゼントしてくれるのも、私に似合う服ではなく、"彼が私に着せたい服"。私自身ではなく、俺の彼女というトロフィーを見ているんだなと感じました」
――なぜ違和感がありながら、婚約まで進んでしまったのでしょうか。
「婚活特有のスピード感と外堀です。交際後すぐに実家に連れて行かれ、家族を紹介されました。相手の両親が良い人だったので、今さら断るのは申し訳ないという罪悪感に支配されて…。婚活は結婚前提で出会う分、立ち止まるタイミングを失いやすいと思います」
――婚約破棄に至った、決定的な出来事を教えてください。
「私が病気になったことです。入院中、彼は献身的に支えてくれました。でも、私が回復して元気になった途端、彼の態度が一気に冷たくなったんです。
その時、“この人は弱っている私に価値を感じていたんだ”と気づきました。自分より弱い立場の人にしか優しくできない…それは結婚生活において致命的だと思い、すべてを白紙に戻す決意をしました。
幸い彼はプライドが高かったので、意外なほどすんなり別れることができました。"フラれた、婚約破棄された"というレッテルを貼られるのが嫌だったのかもしれません」
――婚約破棄後、どう気持ちを立て直しましたか?
「一度、婚活を完全にやめました。まずは自分の人生を立て直そうと、理想の仕事に就くために猛勉強して転職。一人で生きていけるようになるまで婚活はしないと決めました。
仕事が安定してきたタイミングで、婚活を再開。自分の軸を作ったことが大きな武器になりました」
婚活は「大きな釣り針」を出せ!
画像素材:PIXTA――再開後、婚活のスタイルは変わりましたか?
「まず、婚活パーティーに行くのをやめました。パーティーは限られた人数の中で無理やり順位をつける場なので、基本は消去法。スキー場のように、その場では“素敵な人だ”と錯覚してしまいますが、外に出たらそうでもなかったということも多い(笑)。
また私の場合、何度も通ううちにスタッフと顔見知りになり、頼まれごとをされたり、運営側の目線になってしまったりして、純粋に相手と向き合えなくなることも。効率的に婚活をするため、母数の多いマッチングアプリに主戦場を移しました」
――マッチングアプリで、絶対に譲れなかった条件を教えてください。
「300人と会う中で辿り着いた、私の個人的な足切りラインは3つです」
①仕事のキャリアを応援してくれること
②借金がないこと
③年収
「1つ目は、仕事を辞めて家に入れと言わないこと。2つ目は言うまでもありません。
3つ目について、私は相手を尊敬できるかどうかを重視していたので、分かりやすい判断材料として、仕事への評価が客観的に見える年収を設定。当時は500万円以上にしていました。
他にも細かい理想はありますが、妥協できるポイントは2つまでと決め、ルックスなどは二の次と割り切りました」
――プロフィール作りで工夫したことは?
「写真は多すぎず少なすぎず、3枚がちょうどいいと思います」
1枚目:かわいく写っている一枚。ただし加工しすぎないこと
2枚目:いつもの自分に近い姿が写っているもの。会った時の"写真と違う"というガッカリ感を防ぐ
3枚目:趣味全開の写真
「プロフィールは、男性を引き寄せるための"釣り針"。私の場合、1枚目は人気のスイーツと写っているもので、3枚目は野球観戦の写真。男性が『今度一緒に行きませんか?』と誘いやすいフックになります。
プロフィールの文章にも『結婚相手を探しています』と明記し、映画や食べ歩きが好きなど、誘いやすい"大きな釣り針"を用意。時間の無駄を徹底的に省略しました」
――実際には、どのくらいの頻度で男性と会っていたのでしょうか。
「ランチ、お茶、夜というように、1日で3人の男性と会うこともありました。ただし、初対面は必ずお茶です。お酒が入ると判断が鈍りますし、お茶なら気が合わないと分かった時に、さっと切り上げられますから」
――相手を見極めるために、特に意識していたポイントは?
「既婚者や不誠実な人を排除するため、"生活の隙"を見ていました。例えば、ハンカチにアイロンがかかっていないか、家庭的な柔軟剤の匂いがしないか。同棲していない独身男性で、ハンカチまで完璧にアイロンをかける人はかなり珍しい。細かい部分が完璧すぎると、背後に女性の影を感じます。
世間一般でいうイケメンも、警戒していました。逆に見た目にコンプレックスを持つ男性は、女性に対して誠実で優しい人が多いというデータが、自分の中に蓄積されていきました」
――それだけ多くの人と会って、婚活が嫌になることはありませんでしたか?
「むしろ楽しかったです。いろいろな人生観に触れるのは純粋に面白いし、多くの男性にアプローチされることで自己肯定感が保てます。
ただ、婚活を続けすぎると、新しい人に会うこと自体が目的化してしまう。終盤になると、誰とでもそれなりにうまくやれてしまう自分に気づきました。いい人はたくさんいるのに、決め手がなくて選べない。"誰でもいい"は、"誰も選べない"と同じなんです」
画像素材:PIXTA――今のご主人とは、どんなタイミングで出会ったのですか?
「○月○日までに相手が決まらなければ、一度婚活をやめようと期限を決めました。その瞬間、アプリでおすすめの男性として現れたのが、今の夫です。
私が彼に決めた理由は、“好きになれるかもしれない”という直感と誠実さ。300人と会ってきたからこそ、できた判断だと思います」
――今、婚活を頑張っている人にメッセージをお願いします。
「婚活は、頑張れば報われるものではありません。大事なのは、違和感を無視しないこと。交際中に感じた違和感は、ほぼ当たっています。一度立ち止まる勇気を持ってほしいです。
そして、婚活が作業になってしまったら、一度やめること。自分の生活を充実させ、人生の軸を先に作る。相手に幸せにしてもらうのではなく、自分がどう生きたいかを明確にすることが大切だと思います。
私は膨大な失敗があったからこそ、今の夫という正解を迷わず選ぶことができました。
心が折れそうな夜も、それはすべて運命の人に出会うための肥やし。確固たる軸を持って、ゲーム感覚で楽しむくらいの余裕で、広い海に大きな"釣り針"を投げ続けてみてください」
(取材・文/みやざわあさみ)
記事提供元:テレ東プラス
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