「父親ではなくて師匠」長男が明かす尾崎将司さん最期の言葉 アカデミー継続は「模索中」
イチオシスト
昨年12月23日にS状結腸がんのため死去したジャンボこと尾崎将司(本名:尾崎正司)さんのお別れ会が16日、都内のホテルで開かれた。式典には発起人代表の青木功ら約1000人が参列。長男の尾崎智春氏が喪主を務めた。
各界から多くの著名人が出席。「これだけの著名な方々にお越しいただいて、親父の偉大さを改めて感じました」としみじみ。一般参列・一般献花にもおよそ1000人のファンが訪れ、プロ通算113勝(日本94勝)という記録を残した尾崎さんの存在の大きさを実感した一日でもあった。
死去を公表したとき、亡くなる1年前から自宅で闘病生活を送っていたことを報告していた。「親父は最後に『好きなことをやって、わがままをたくさん言って、好きなものを食べて。わがままし放題の自分の人生になんの悔いもない』と言った。自分の人生をまっとうしたような、やり遂げたような顔をして逝去しました」と、最期の様子を明かした。
スーパースターの息子も同じ道を志し、プロゴルファーになった。智春氏にとっては尾崎将司さんは父であり、師匠でもあった。「父親として接する機会はほとんどなくて、師匠という感じで接してきていた。僕が子どもの時、ゴルフを志した時から、父親ではなくて師匠。かなり厳しく接してこられた記憶がある」と回顧した。
数々の輝かしい記録だけでなく、晩年に後進の指導に尽力したことも尾崎さんの大きな功績。原英莉花を弟子に迎えいれると、2018年には自らの名前を冠した「ジャンボ尾崎アカデミー」を設立。メジャー覇者の笹生優花や西郷真央、昨季の日本ツアー年間女王・佐久間朱莉ら名だたる選手を輩出するなど、指導者としての手腕を発揮した。
「本当に素晴らしい選手たちがどんどんと育っていった」と話すアカデミーの継続に関して、智春氏は「模索中」とした。「一筋縄ではいかないなというくらい、いろんなハードルが高くて。資金面でもいまのところ苦戦を強いられていますけれど、なんとか親父の意志を受け継いで、今後の若い世代にいろんなことを教えていきたいと思っています」と現状を話した。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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