【速報】ホンダがEV「0シリーズ」の開発中止を発表!2.5兆円の赤字リスクと、その「率直すぎる」理由とは
イチオシスト
ホンダが、かつてCESで発表し注目を集めた新型EV「0シリーズ(サルーン・SUV)」およびアキュラ「RSX」の開発中止を突如発表した。米国でのEV市場減退、中国メーカーの圧倒的な競争力、そして「不利な関税」という逆風が重なり、ホンダの四輪事業は最大2.5兆円の損失を見込む極めて厳しい状況に追い込まれている。かつて「自動車業界の優等生」と呼ばれたホンダが、なぜこれほどまでに追い詰められたのか。その苦渋の決断の裏側を、冷徹な分析とともに詳しく解説する。
いや、驚いた。ホンダが、くさび形(ウェッジシェイプ)の「0シリーズ」サルーンとSUV、そしてアキュラ「RSX」EVの開発とリリースを中止した。理由は…いや、本当に驚いた。あまりにも多くの要因があるからだ。ホンダは言葉を濁したり、企業の体裁を取り繕ったりすることなく、ありのままを公表した。
実際、この日本の自動車メーカーは、現在の窮状について驚くほど率直だ。ホンダは、ガソリン車とハイブリッド車に対する米国からの「不利な」関税と、「アジア市場におけるホンダ製品の競争力低下」によって、四輪事業の収益性が打撃を受けていると述べている。
米国市場についてだが、ホンダは以前の政権が掲げていた「厳しい環境規制」がEVの製造・販売を採算の合うものにすると見込んで賭けに出た。しかし現在、化石燃料規制が緩和されたことで、EV市場は縮小している。
中国市場についてホンダは、「新しいEVメーカーよりも優れたコストパフォーマンスを持つ製品を届けられなかった」と語り、中国メーカーが新型車だけでなく、ソフトウェアを定義する技術までを急速に開発し、投入する能力を持っていることに触れた。
その結果、「ホンダの四輪事業は、こうした変化に柔軟に対応できなかったことを含め、様々な要因により極めて厳しい収益状況に陥っている」。
というわけで、まず真っ先に切り捨てられたのが、発売直前まで準備が進んでいたはずの「0シリーズ」と、アキュラの「RSX」であった。
ホンダは「EV需要が大幅に減退している現在のビジネス環境下で、これら3モデルの生産と販売を開始すれば、長期的にさらなる損失を招く可能性が高い」と判断したという。ホンダは今年度の決算で損失を計上する見込みだ。おそらく来年度も同様だろう。ホンダは最大2.5兆円の損失を見込んでいる。
さて、これからの計画は? リソースをハイブリッド車へ振り向け、インド市場(成長が見込まれる地域)に注力し、その他、極めて複雑な財務的施策を実行することだという。なんと、上級幹部たちは今年度の業績連動報酬を辞退することまで決めた。
冒頭で言った通りだが…とにかく、驚いた。
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=海外の反応=
「日本人が賢いってことは、昔から知ってたよ」
「ああ、そう。で?」
「驚かないね。今のホンダでまともなのはCR-Vくらいだけど、RAV4にボコボコにされてるし。フィット(Jazz)はひどく高価で非力だし、シビックは割高だ。彼らのまともなEVといったら、中身がGM製品でガワを変えただけのやつくらいだ。ホンダとマツダは鏡をよく見て自問自答すべきだよ。無数のコンセプトカーを作って、せいぜい市場投入が遅れたパッとしない市販車を作るだけのビジネスが、持続可能だと思っているのかと。ホンダが自動車市場から完全撤退しても驚かないね。あるいは、すでに規模が小さいのにさらに縮小するか。競争に飲み込まれたと言う人もいるだろうが、俺に言わせればホンダは市場全体に食い物にされ、あまつさえお弁当箱まで盗まれたのに、ヘラヘラ笑って手を振っていたようなもんだよ」
「↑マツダは北米市場で、ヨーロッパ市場の約3倍の車を売っている。彼らの販売台数は、あの地域におけるフォルクスワーゲン・グループ全体の約40%に相当するんだぜ」
「『ホンダが自動車市場から完全撤退しても驚かない』って? 彼らは米国と日本でまだ大きすぎるよ。ヨーロッパ市場からの撤退ならあり得るけどね。何年も言い続けてきたけど、2030年以降、彼らがヨーロッパにまだ存在しているかかなり疑わしいよ」
「作られないことなんて、占い師に頼らなくても分かってたよ」
「そんなに驚きはしない。世界がどんどんひどい有様になっているからね…。でも、長年ホンダを乗り継いできたファンとしては打ちのめされた気分だ。これが自分の次の車になると本当に思っていたんだ。ああ、なんて悲しい世の中なんだ」
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