魚を釣るのは人間。だが、あなたを大物へ導くのはAIかもしれない。
AIとの交差点に立つ2026年 TSURI HACK読者のみなさん、AIは使っていますか? ChatGPTをはじめとするAIの登場で世界は一気に変わりはじめましたが、すでに使いこなしている人もいれば、「自分には関係ない」 […]
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AIとの交差点に立つ2026年

TSURI HACK読者のみなさん、AIは使っていますか?
ChatGPTをはじめとするAIの登場で世界は一気に変わりはじめましたが、すでに使いこなしている人もいれば、「自分には関係ない」と少し距離を置いている人もいるでしょう。
僕は趣味から仕事まで、毎日AIに触れており、その進化を日々実感しています。
そうした中で、ただ一つ確かなのは、AIはもはや特別な技術ではなくなりつつあるということです。
かつてスマートフォンがそうだったように、AIは社会インフラとなり、数年後には当たり前の存在となっていきます。
ー KOBAYASHI ー
では、AI時代において「釣り」はどう変わっていくのでしょうか。
AIと釣りは相性が良くない

最初に率直な話をすると、僕はAIと釣りはそもそも相性が良いとは思いません。むしろ悪いと思っています(笑)
なぜなら、AIがどれだけ進化しても魚を釣るのは人間だからです。
潮や風、ベイトの入り方、魚の気分、そして人間側の集中力や感覚など、数値化できない、あるいは数値化しても割り切れない要素があまりにも多い。
「この条件なら必ず釣れる」。そんな絶対的な答えが存在しないからこそ釣りは面白い。
AIがインフラ化したところで、釣りそのものが別物になるとは思っていませんし、僕自身そうなってほしいとも思っていません。
ー KOBAYASHI ー
ただし、釣り周辺は確実に変わってくる——というよりも「変えることができる」と僕は感じています。
ここが今回いちばん伝えたいポイントです。
AI時代の釣りは「日々のデータ」が効いてくる

これまでの釣りで印象に残るのは「よく釣れた日」でした。数が出た日、大きい魚を掛けた日、誰かに話したくなるような釣行。
一方で何も起きなかった日は記憶から薄れ、理由を深く考えることもなく終わってしまう。多くの釣り人がそんな積み重ねをしてきたはずです。
しかしAIが身近になることで、この価値観が逆転すると僕は考えています。
ー KOBAYASHI ー
重要になるのは「釣れた日」ではなく「釣れなかった日々の積み重ね」です。
なぜ、日々のデータが重要になるのか

理由は難しくありません。AIは一回きりの爆釣や強烈な成功体験だけを評価しません。
見るのは「少しだけ釣れた日」や「まったく反応がなかった日」「なんとなく違和感だけが残った日」。そうした地味な記録の連なりです。
人は無意識のうちに「良かった思い出」だけを記憶します。しかしAIは感情を挟まず、すべてを同じ重さで扱います。
ー KOBAYASHI ー
だからこそ、今まで切り捨ててきた「ボウズの日」の情報があとから効いてくる最高のお宝になるのです。
釣りにおけるデータとは何か?

ここで言うデータとは、特別な数値や難解な分析のことではありません。
いつ、どこで、何時から何時間釣りをしたのか。釣れたのか、釣れなかったのか。
何を投げ、フィールドはどんな雰囲気だったのか——そうしたシンプルなメモこそが、立派な釣行記録です。
そして今は、そのメモをデータとして活用できる時代。釣果がゼロだった日でさえ、あとから効いてくる貴重な一行になります。
ー KOBAYASHI ー
むしろ「何も起きなかった日」の条件が溜まっていくことで「釣れる条件」が消去法で浮かび上がってくると考えることができるのです。
釣行記録を取る!ここがスタート地点

「AIを活用したい」「ボウズの日に価値を」と思われる方は、まずはどんな形でも良いので釣行記録をつけていくことをオススメします。
ここがスタート地点になりますし、僕も2026年からつけることにしました。
釣れても釣れなくても釣行記録をつけるようにし、必ず写真を撮り、魚種、潮、気温、水温、場所などを記録していきます。
ちなみに、自作で自分専用のシステムを開発してしまいました(笑)

こうして集まっていくデータは、最終的にAIに読み込ませて釣れる日を導き出していきます。
日々の釣行の傾向と対策を、感覚や直感と合わせ、AIと一緒に計画を練ることができるようになり、良い釣行日の再現性を高められるのではないかと感じています。
また、こうしたデータ集めにより、これまでの釣りとは楽しみ方が抜本的に変わると感じています。
ー KOBAYASHI ー
なんせボウズをお宝と捉えることができますし、スコアリングする楽しさを僕は既に感じています。
先ずはスマホ写真のみでもOK

「メモなんて面倒だな……」なんて方はスマホなどで撮った写真でもOK。
日時・場所などのメタ情報が残っていますので、それをAIに読み込ませていく方法もアリです。
ですので、まずは釣れても釣れなくても写真を撮っておく(残しておく)という行為が、AI時代においては大切になってくることは間違いありません。
ギャンブルではなく具体性を

これまでは、なんとなく「釣れそうな日」を感覚的に当てにいく、いわばギャンブルのような釣りをしてきました。
しかしデータが蓄積されれば、多角的に状況を捉えられるようになり、再現性もより具体的に描けるのではないかと感じています。
ー KOBAYASHI ー
まずは一年間、徹底的にデータを集めてみるつもりです。
記録は遊漁船との相性は良い?

また、釣行頻度が高いほど精度が上がる仕組みでもあります。
だからこそ、遊漁船や渡船屋さんがこうしたデータを活用し、戦略的なサービスへと昇華できれば、より多くのお客さんに喜んでもらえるのではないかと感じています。
遊漁船や渡船屋さんの「本日の釣果ブログ」って、見ているだけでワクワクしますよね。
そこに過去データとの紐づけが加われば、単なる報告ではなく、よりゲーム性のあるコンテンツへと進化する。そんな可能性を感じています。
ボウズは、未来への伏線だ

AIが重視するのは特別な釣果ではありません。
今日も行った、今日も投げた、今日もダメだった。その泥臭い積み重ねをAIは誰よりも正当に評価してくれ、日々のデータを持つ釣り人の判断は、確実に軽くなっていくはずです。
竿を振るのは人間。AIはその隣で、あなたの釣りの周辺にある記録を静かに積み上げるだけ。
だからこそ、次の「ボウズの日」のメモを残してみてください。
ー KOBAYASHI ー
それが数年後のあなたを大物へと導く、最高のお宝になるかもしれません。
撮影:DAISUKE KOBAYASHI
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