前田光史朗がタイトリストの新ドライバー『GT3』を絶賛 2差好発進に「景色が変わった」
<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 初日◇11日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178ヤード・パー72(予選)、7096ヤード・パー71(決勝)>
初優勝を目指すツアー2年目の前田光史朗が6バーディ・1ボギーの「67」。首位と2打差の5アンダー・11位タイと上々の滑り出しを見せた。「ティショットからアイアンショットまでずっとチャンスにつけることができたので、きょうはストレスなく打てた」と白い歯がこぼれた。
10番からスタートし、11番でOKバーディにつけるアイアンショットを披露。13番から3連続バーディで、前半最後の18番でもバーディを奪いハーフターンした。後半はパッティングに苦戦してスコアを伸ばせなかったが、去年はトータル3オーバー・126位タイで予選落ちをしたこの大会で手応えを感じている。
その要因として、今週からバッグに入れているタイトリストの新ドライバー『GT3』を挙げる。「去年のこの大会と比べたら、キャリーで10から15ヤードぐらい飛距離が伸びた。去年とは全然違う攻め方ができて景色が変わった。去年はセカンドショットを6番アイアンで打っていたところが、ティショットでショートカットをして、ピッチングウェッジで打てる。この飛距離なら、しっかりバーディも獲っていけるという実感がある」と新たな武器を絶賛する。
さらに、今週コンビを組むベテランキャディ・岡本史郎氏の存在も大きい。「練習ラウンドから僕の距離にあったマネジメントを教えてくれている。去年は飛距離が出なかったけど、今年は『意外とここ超えるんだ』とか『ここを狙っていいんだ』とかが分かったので、本当に楽しいです」。2021年大会で比嘉一貴を優勝に導いた名参謀の存在は心強い。
「いいスタートを切れたと思う。このコースは例年伸ばし合いになるので、きょうみたいなゴルフを4日間続けられたらいいと思います」。昨年9月、同じ北海道で行われた「ANAオープン」では1打差で惜敗した。北の大地でリベンジを果たすため、2日目以降も初Vに向けて突き進む。(文・神吉孝昌)
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