看護師が来院者と司法制度の板挟みに。俊英ローラ・ワンデル監督「アダムの原罪」
イチオシスト
「Playground/校庭」のローラ・ワンデル監督が、ある男児の入院から始まる緊迫の一夜を描いたヒューマンサスペンス「アダムの原罪」が、6月5日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。ティザービジュアルと特報映像が到着した。

ある病院の小児科センターに、左腕を骨折した4歳の男児アダムが入院する。彼は栄養失調で骨が脆くなっていた。適切な食事が与えられていないと判断した裁判所は、移民のシングルマザーであるレベッカに対し、アダムへの面会制限という決定を下す。自身もシングルマザーである看護師長のルシーは、親権の喪失を恐れるレベッカに寄り添おうとする。だがレベッカの軽率な行動、および上司や同僚のプレッシャーにより追い込まれ……。
ルシー役を「ジュリアン」「CLOSE/クロース」のレア・ドリュッケール、レベッカ役を「あのこと」「タンゴの後で」のアナマリア・ヴァルトロメイが務め、製作を名匠ダルデンヌ兄弟が担当。作品は第78回カンヌ国際映画祭〈批評家週間〉のオープニングを飾った。母子を救いたい気持ちと司法制度との板挟みとなったルシーの決断を見届けたい。

「アダムの原罪」
監督・脚本:ローラ・ワンデル
製作:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
出演:レア・ドリュッケール、アナマリア・ヴァルトロメイ
2025年/ベルギー、フランス/フランス語/79分/16:9/5.1ch
原題:L’intérêt d‘Adam 英題:Adam‘s Sake 日本語字幕:岩辺いずみ
提供:ニューセレクト 配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
後援:駐日ベルギー大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
©DRAGONS FILMS – LES FILMS DU FLEUVE – LES FILMS DE PIERRE - LUNANIME – FRANCE 3 CINÉMA – BE TV & ORANGE – PROXIMUS – RTBF (TÉLÉVISION BELGE) – SHELTER PROD
公式サイト:adam-film.com
記事提供元:キネマ旬報WEB
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