小児科に入院した4歳児とシングルマザー 看護師の視点で描く息詰まる人間模様 「アダムの原罪」公開決定
イチオシスト
第78回カンヌ国際映画祭の批評家週間でオープニング作品に選出された、ローラ・ワンデル監督最新作「アダムの原罪」が、2026年6月5日より劇場公開されることが決まった。
「アダムの原罪」は、小児科病棟を舞台にしたヒューマン・サスペンス。骨折して運ばれてきた4歳の少年とその母親の処遇をめぐって繰り広げられる息詰まる人間模様を、ひとりの献身的な女性看護師の視点で映し出す。圧倒的なまでに没入度が高い映像世界で、人間の尊厳や命の尊さに触れる根源的なテーマを描く。
監督は、小学校を社会の縮図に見立て、新入生である7歳の少女のまなざしで、子供たちの残酷な世界を描いた「Playground/校庭」のローラ・ワンデル。本作では、あわただしい激務に奔走する看護師ルシーの後ろ姿を手持ちカメラで追い続け、ドキュメンタリーのような臨場感やサスペンスを生み出している。ジャン=ピエール&リュックのダルデンヌ兄弟がプロデューサーを務めている。
容易に答えの出ない道徳的ジレンマに直面する看護師ルシーを演じるのは、「ジュリアン」「あやまち」などのレア・ドリュッケール。「あのこと」「タンゴの後で」などのアナマリア・ヴァルトロメイが、孤立したシングルマザーであるレベッカの苦境を体現している。
【作品情報】
アダムの原罪
2026年6月5日(金) 新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
©DRAGONS FILMS – LES FILMS DU FLEUVE – LES FILMS DE PIERRE - LUNANIME – FRANCE 3 CINÉMA – BE TV & ORANGE – PROXIMUS – RTBF (TÉLÉVISION BELGE) – SHELTER PROD
記事提供元:映画スクエア
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