スーパーやデパートではゆったりしたテンポの遅い曲が流れている理由とは?【経済とお金の話】
更新日:
イチオシスト
ライター / 編集
イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
スーパーやデパートではゆったりしたテンポの遅い曲が流れている理由
「BPM」は消費行動にどんな変化をもたらすのか?
「背景音(BGM)」や「環境音」は、人の身体面、生理面、心理面などに多大な影響を及ぼします。これは各種研究によって明らかにされています。音の大小、音色、音調、リズムやメロディー、ノイズの有無などによって、その影響度もさまざまですが、とりわけ人の効率的行動にまで変容を及ぼす意味合いで重視されるのは、「BPM」といわれています。
「BPM」とは、《Beats Per Minute》の略で、「1分ごとの拍数」を意味し、音楽用語でいえば「テンポ」のことになります。たとえば、テンポの速い曲を聴きながら読書する場合は読書効率がよく、テンポの遅い曲を聴き
ながら読書する場合は読書効率が落ちるといった実験結果があります。
では、消費行動での変容はどうでしょうか。 スーパーやデパートなどでは、ゆったりしたテンポの遅い曲が流れることが多いのですが、これによって歩速も遅くなり、店内での滞留時間が増え、結果として買い物点数や買い物金額が増加するというデータがあります。
また、飲食店では、高級店ほどテンポの遅い曲を流し、ファストフードの店などはテンポの速い曲を流すことが多くなっています。これは、テンポの速い曲で、「咀嚼数」を増やし、早く食べ終わってもらい、客席の回転数を上げるためといわれます。一方、パチンコ・スロット店では、アップテンポの勇ましい曲を流し、お客の高揚感を煽
あおって、次々に球を投入させようとしています。
こうした背景音には、「マスキング効果」「イメージ誘導効果」「感情誘導効果」があるからに他ならないわけです。
出典:眠れなくなるほど面白い 図解 経済とお金の話
記事提供元:ラブすぽ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
