自閉スペクトラム症とはどういう病気?【臨床心理学】
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イチオシスト
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自閉スペクトラム症とはどういう病気?
共感が苦手で、特定の対象に強いこだわりを見せる
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)は、かつて自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害などと呼ばれていた発達障害群です。スペクトラムは「連続」を意味し、現在はこれらを一連の特性として捉え、自閉スペクトラム症の名称で統合されています。
特性は「社会的コミュニケーション障害」と「限局された反復的な行動」の大きくふたつに分けられます。前者は状況や相手に応じたかかわりが苦手で、後者は特定の行動を繰り返すという特徴があります。このふたつの特性が発達早期から確認されると、総合的な診断を経て自閉スペクトラム症と認められます。特性の強さに応じて3段階の重症度があり、支援を要する「レベル1」、十分な支援を要する「レベル2」、非常に十分な支援を要する「レベル3」に分けられています。
併存症を抱えやすく、実に約88%以上がひとつ以上の疾患を持っていると言われています。知的能力障害の併存も見られますが、逆に極めて高い知的能力を有していることもあります。
厚生労働省によれば、自閉スペクトラム症の発生頻度は約1%とのことです。男性に多い傾向が見られ、発生頻度は女性の約4倍という報告もあります。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 臨床心理学』監修/湯汲英史
記事提供元:ラブすぽ
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