船釣りをもっと楽しくするのは、“釣果”より“マナー”かもしれない
船釣りは、初心者からベテランまで一緒に楽しめる釣りです。ただし、船という限られた空間ならではの注意点もあります。少しの配慮を知っているだけで、釣行の快適さは大きく変わるもの。本記事では、乗合船・ガイド船で役立つマナーを紹介します。
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船釣りは、ちょっとした配慮で楽しさが変わります

船釣りでは、釣果以上に周囲とのコミュニケーションが大切です。
筆者は釣り人としてだけでなく、中乗りとして船に立つ立場でもあります。
その視点から見ると、ちょっとした行動の違いで釣りの快適さが大きく変わる場面を多く見てきました。
事前に知っておくだけで、より気持ちよく楽しめると感じています。
ー 山下 ー
ここからは、船釣りを快適に楽しむための基本的なマナーを紹介します!
船釣りで知っておきたい基本マナー10選
集合時間と事前準備は余裕を持って行う

船釣りでは、集合時間を守ることが基本中の基本です。
乗合船の場合、ひとりの遅刻が出船の遅れにつながり、結果として全員の釣り時間に影響します。
やむを得ず遅れそうな場合は、必ず事前に釣り船へ連絡を入れましょう。
ー 山下 ー
釣り船によっても異なりますが、出船時間の30分から1時間前をひとつの目安にしておくと安心です。
駐車場が混雑する場合があるので、気になる人は予約時に「何時までに到着すればいいか」を釣り船に聞いておくのがいいでしょう。
また、時間に余裕がないと、仕掛け作りやタックル準備を慌ただしく行うことになりがちです。
とくに船が走っている最中は、風を受けたり飛沫がかかったりして、作業しづらい場面もあります。
そのため、仕掛けの結束や準備は、できる範囲で出船前に済ませておくのが理想です。
乗船時の挨拶を忘れない

船釣りでは、乗船時の挨拶が大切なマナーのひとつ。
「おはようございます」「よろしくお願いします」と一言添えるだけで、船上の空気はぐっと和らぎます。
とくに乗合船では、初対面の釣り人同士が同じ船に乗り合わせるため、最初に挨拶を交わしておくことで、その後の声掛けややり取りもスムーズに。
挨拶をきっかけに、タナや釣れている釣り方を教え合える場面も少なくありません。
ー 山下 ー
何気ない挨拶をきっかけに、釣りの話で盛り上がったり、釣り仲間につながることもありますよ!
船長・ガイドの指示を最優先する

船釣りでは、船長やガイドの指示を最優先することが大切です。
とくに、使用する仕掛けやルアー、オモリの重さについては、釣り船独自のルールや状況を踏まえて案内されます。
指示と異なる仕掛けや重さを使うと、オマツリや仕掛けトラブルの原因になることも。
結果的に、自分だけでなく周囲の釣りにも影響してしまいます。
判断に迷った場合は、自己判断で進めず、その場で確認するのが基本です。
釣り座の無断移動・割り込みはしない

船釣りでは、釣り座は先着順や予約順で決まることがほとんどです。
そのため、空いているように見えても、無断で移動したり割り込む行為は控えましょう。
釣り座について不明点がある場合は、出船前に船長やスタッフに事前に確認しておくと、不要な行き違いを防げます。
オマツリ時は真っ先に声かけを

船釣りでは、オマツリは誰にでも起こり得るもの。
大切なのは、起きてしまったあとの対応です。
巻いている途中で、いきなり重たくなったり、逆に軽くなったりした場合は、オマツリの可能性があります。
ー 山下 ー
そう感じたら、まずは周囲に目をやり、「オマツリしています」「オマツリしている人はいませんか?」などと周囲の人に声をかけましょう。
誰とオマツリしているかがわかったら、お互いに同じ速度でゆっくり巻き上げていくのが基本。
重たいからといって勢いよく巻くと、仕掛けやルアーにほかの人のメインラインが絡み、解くのが大変になります。
同じペースで巻き上げることで、ラインの絡みを最小限に抑え、大きなトラブルを防ぐことができます。
血抜きは船長・ガイドに一声

撮影:tsuki
釣れた魚の血抜きを行う際は、事前に船長やガイドへ一声かけるのがマナーです。
船によっては、処理を行う場所が決まっている場合があります。
ー 山下 ー
血抜きは船を汚すだけでなく、海域によっては血の匂いでサメが寄ってくる原因にも。 そうなると、周囲の釣り人も含めて釣りが成立しなくなることがあります。
また、ナイフを使う場合は、デッキに傷がつかないよう、下にマットや板を敷いて作業しましょう。
船を傷めない配慮も、船釣りでは大切なマナーのひとつです。
荷物を広げすぎない

船釣りでは、想像以上に足元のスペースが限られています。
とくに乗合船では、座席がそのまま通路を兼ねていることも少なくありません。
タックルボックスやクーラー、私物を広げすぎると、人の移動を妨げてしまいます。
使わない道具はまとめておき、必要なものだけを船縁に出しておくのがいいでしょう。
ー 山下 ー
限られたスペースを共有している意識が、船上を快適に保ちます。
ゴミ・ライン・仕掛けは必ず管理する

船釣りでは、ゴミやライン、仕掛けの管理も大切なマナーです。
切れたラインや使い終わった仕掛けを放置すると、足元のトラブルにつながります。
とくに細いラインは見えにくく、引っ掛けると転倒やケガの原因になることもあり、注意が必要です。
ー 山下 ー
不要になったものはその場に置かず、ゴミ袋をひとつ用意して各自で管理し、最後まで責任を持って持ち帰りましょう。
喫煙は周囲への配慮を忘れない

撮影:KENICHI KUROSAKI
船釣りでは、喫煙に関するルールが船ごとに決められている場合があります。
船尾のみ可とされていることもあるため、事前にどこで喫煙してよいか確認しておくのが基本です。
喫煙のタイミングや立ち位置によっては、煙や匂いが周囲に流れてしまいます。
また、灰皿も持ち込み、近くで釣りをしている人への配慮を忘れないようにしましょう。
下船時まで気を抜かない(後片付け・挨拶)

撮影:TSURI HACK編集部
船釣りでは、下船するまでが釣りの時間です。
釣りが終わると気が緩みがちですが、最後まで周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
仕掛けや道具を整理し、次の下船者の動線をふさがないよう整えるのが基本です。
慌てず行動することで、トラブルやケガの防止にもつながります。
ー 山下 ー
下船時には、船長やスタッフ、同船者へ一言挨拶をしましょう。
気持ちよく終えることで、船釣りの印象もより良いものになりますよ!
マナーを守って船釣りをもっと楽しく

船釣りのマナーは、難しい決まりごとではありません。
周囲を見て行動するだけで、釣りの快適さや楽しさは大きく変わるんです。
マナーを大切にしながら、船釣りを思いきり楽しんでくださいね!
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