7W投入など飛距離アップで番手“再構築” 青木香奈子がウッドを『QUANTUM』に一新【開幕前クラブチェック】
イチオシスト
3月5日スタートの「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球ゴルフ倶楽部)で、今年も国内女子ツアーが開幕する。新たなシーズンに向け、プロゴルファーたちは技術に加え、クラブの準備にも余念がない。そこでオフの段階で、一度キャディバッグを覗き見! どのような考えのもと、クラブ選びを進めているのか聞いてみた。今回は青木香奈子。
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ルーキーイヤーとなった昨年は、ステップ・アップ・ツアー「大王海運レディス」でプロ初優勝を果たした。3月5日開幕のレギュラーツアー「ダイキンオーキッドレディス」には主催者推薦で出場する青木は、ツアー開幕を前に新作クラブをバッグに加えてきた。
キャロウェイと契約する青木は、ウッド類を最新の『QUANTUM』シリーズにスイッチ。ドライバーは『QUANTUM ♦♦♦』を投入し、前作『ELYTE』同様、トリプルダイヤモンドの系譜を継続する形となった。
大きく変わったのはフェアウェイウッドの番手構成だ。このオフの約2カ月間で「5キロぐらい増やせました」と体重を増やし、ドライバーは10ヤードほど飛距離アップ。その恩恵もあり、パー5では2オンを狙える状況が増えた。「昨年は転がってグリーンの近くまで行かせたかったが、今年はグリーンで止めたい」。3番ウッドはロフト角15度から、球が上がってグリーンで止められるハイローンチ(ロフト16.5度)モデルに変更した。
これまではその下に5番ウッドやUW(ユーティリティウッド)を入れていたが、今季は7番ウッドにチェンジ。飛距離アップを背景に、フォローの風の時などには2オンを狙う場面でも使用するという。
ユーティリティは4番と5番をバッグイン。これまで5番ユーティリティはピンの『G440』を使用していたが、今作はすぐにスイッチできたほど気に入っている様子だ。これまでキャロウェイは“飛ぶユーティリティ”というイメージを持っていたが、今作については「出球が高く、打ち出し角がしっかりある」と評価する。
こうして話を聞くと、随所に“球の高さ”へのこだわりがにじむ。昨年ツアーを戦い抜くなかで感じたのは「低い球ではグリーンが止まらない」こと。「グリーンをキャッチしても奥のラフまで転がってしまう」。特にメジャーセッティングではその難しさを強く実感したという。
「高い球でグリーンを止める」。昨年は投入していた5番アイアンは姿を消し、その明確なテーマが、ロフトのあるフェアウェイウッドやユーティリティの投入につながっている。
飛距離アップという土台の上に、高さという武器を加えた青木。新たなセッティングで迎える開幕戦が、その進化を示す舞台となりそうだ。
【青木香奈子のクラブセッティング】(2026年2月時点)
1W:QUANTUM ♦♦♦(9度/SPEEDER NX GOLD 5-S)
3W:QUANTUM MAX(16.5度/SPEEDER NX GOLD 6-S)
7W:QUANTUM MINI SPINNER(21度/SPEEDER NX GOLD 6-S)
4、5U:QUANTUM MAX FAST(22度/ SPEEDER NX HB 75-S)
6I:APEX(NSプロ 850GH S)
5~PW:X FORGED MAX(NSプロ 850GH S)
46°:OPUS SP (NSプロ 105 S)
52,58°:X FORGED(NSプロ 105 S)
PT:オデッセイ ELEVEN
BALL:CHROME TOUR X
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