ヒカルのReZARDと提携したBGM提供サービス、わずか1カ月で終了

イチオシスト
「ヒカル」(登録者数477万人)がプロデュースするアパレルブランド「ReZARD」と事業提携していた音楽サービス「LoopPot」が、リリースからわずか1カ月で終了しました。
チャンネル登録者0人でも収益を得られる新サービス「LoopPot」
LoopPotは、ヒカルが先月15日に公開した動画の中で紹介されていました。
ヒカルの“右腕”として知られる実業家の入江巨之氏が「何もやらなくても(自分たちの)収益が上がる(事業)」「(相手側が)ヒカルさんと組みたいって言ってきてる」と切り出し、株式会社IMK ARENERO代表取締役の杉山昌平氏が登場。
杉山氏はLoopPotについて、YouTube上で使用されているフリーBGMを少しアレンジした「オリジナル」の楽曲を提供し、それをクリエイターが動画で使用すると、プロモーション費用として同社から報酬が支払われるサービスだと説明しました。
入江氏は、フリー楽曲の著作権印税のみで60億円規模の売上を得ている企業もあると説明。ヒカルが日頃使用しているフリー楽曲の作者が収益申請を行っていれば、年間数億円規模の売上になった可能性があるとの話も紹介されました。
YouTubeでは楽曲が再生されると著作権使用料が発生しますが、LoopPotはその一部をYouTuberに還元するビジネスモデルです。ヒカルは「BGMってそんな金になるんやな」「そこに目をつけたのか」と感心した様子を見せていました。
また、この仕組みはYouTubeパートナープログラムとは別であるため、チャンネル登録者が0人だとしても収益を得られるとのこと。目安として1再生あたり0.01円という数字も示されており、杉山氏は「再生回数の回収率が(業界で)一番高い」とアピールしていました。
ヒカルは「YouTubeやってる人は是非これやってみてください」「やらない理由ないですよ、何のマイナスもないから」と呼びかけていました。そして同日にはIMK ARENEROとReZARDの事業提携も発表されていました。

提携発表から1カ月でサービスを終了
ところが今月中旬、LoopPotは突然サービス終了を発表しました。
LoopPotがユーザー向けに提供していた楽曲が2月4日にすべてYouTube上から削除されたといい、
当社はこれまでYouTubeのポリシーを確認し、違反しない形でサービスを運営してまいりました。しかし、Google社により、当社の運用がポリシー違反に該当するとの判断が通知されました。
と説明。サービスの継続が「物理的に不可能な状態」となったためサービス終了の判断に至ったとしています。
収益の支払いについては、確定額が5000円を超えるユーザーのみを対象に、来年3月に行われるとのこと。楽曲自体は今後も使用できるものの、再生数に応じた収益は得られないとしています。
現在、LoopPotの公式サイトは「ただいまメンテナンス中です」と表示され、詳細を確認できない状態です。
Xでは「これはそうなると思ったなぁ。プラットフォームの仕組みをハックして『設計上想定していない使い方』をしてるんだから、目をつけられたら一発をで終わるやつ」「やってることがグレーゾーンだったから グーグルのさじ加減一つで吹き飛ぶよね」「サービス終了なのに確定額5000円未満は振込なしはグレーゾーン過ぎるような 振込1年後の理由も曖昧過ぎるような」といった声が上がっています。

記事提供元:YouTubeニュース | ユーチュラ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
