「富を得ることは天命」求めて得られるものでは無いならば、孔子が望んだ生き方とは?【論語】
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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「富を得ることは天命」求めて得られるものでは無いならば、孔子が望んだ生き方とは?
【孔子の名言】
子(し)曰(いわ)く、富(とみ)にして求(もと)むべくんば、執鞭(しつべん)の士(し)と雖(いえど)も、吾(わ)れ亦(ま)たこれを為(な)さん。
如(も)し求(もと)むべからずんば、吾(わ)が好(この)む所(ところ)に従(したが)わん。
子(し)曰(いわ)く、富(とみ)にして求(もと)むべくんば、執鞭(しつべん)の士(し)と雖(いえど)も、吾(わ)れ亦(ま)たこれを為(な)さん。
如(も)し求(もと)むべからずんば、吾(わ)が好(この)む所(ところ)に従(したが)わん。
先生がいわれた。富を求めない者はいない。富というものが追い求めてもよいものであるならば、私も王侯の出入りに鞭を取って守るような賤(いや)しい役人となって富を求めることをするが、求めても必ずしも得られるものではないならば、私は自分の好きな生き方をするだろう。
富を求めない者はいない、と孔子はいっています。仮に富を求めて得ることができるのならば、賤しい役人にでもなって富を求めることをしたかもしれないが、富を得ることは天命であって、求めて得られるものではないならば、自分の好きなように暮らしたい。よって富を求める生き方はしないというのです。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 論語』
監修:山口謠司 日本文芸社刊
執筆者プロフィール
1963年長崎県生まれ。博士(中国学)。大東文化大学文学部大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現大東文化大 学文学部中国学科准教授。 主な著書に『語彙力がないまま社会人になってしまった人へ』(ワニブックス)、『日本語を作った男 上田万年とその時代』(第29回和辻哲郎文化賞を受賞。集英社インターナショナル)、『日本語の奇跡〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明』『ん─日本語最後の謎に挑む─』『名前の暗号』(新潮社)、『てんてん 日本語究極の謎に迫る』(角川書店)、『日本語にとってカタカナとは何か』(河出書房新社)、『大人の漢字教室』『にほんご歳時記』(PHP 研究所)、『漢字はすごい』(講談社)、『語彙力のヘソ』(徳間書店刊)、『おとなのための 1 分読書』(自由国民社)など著書多数。
記事提供元:ラブすぽ
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