誰にでもなれるわけではない神に仕える聖職・巫女の仕事内容とは?【神社の話】
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イチオシスト
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イチオシ編集部 旬ニュース担当
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神に仕える聖職・巫女の仕事内容
巫女ってどんな仕事をするの?
巫女は神職でないので、特別な資格はいりません。しかし、だからといって誰にでもなれるというわけではありません。神職ではないのですが神様に仕える聖職ではありますから、前項で述べた「浄き明き正しき直き心」という神道の徳目を心がけた人物であることが求められますし、参拝者との対応もあるので人柄がよいことも必要でしょう。
ここで注意していただきたいのは、女性神職と巫女は別だということです。女性神職のことを巫女と間違える方が少なくありませんが、女性神職は前項で述べた資格試験を経て神職となった方です。装束も巫女とは異なります(前ページ参照)。最近は女性の宮司さんも増えてきています。女性神職は男性神職とは違ったかっこよさがありますので、ぜひ注目していただきたいと思います。
巫女の話に戻しましょう。もともと巫女はその体に神霊を憑依させたり、自分の霊魂を神様のもとに送ったりして、神様の意志や言葉を伝える役目をするものでした。『古事記』『日本書紀』の神話に登場するアメノウズメ(天宇受売命)*は、そうした古代の巫女の姿を写したものだといわれています。また、邪馬台国の女王だった卑弥呼も、巫女としての能力をもっていたと考えられています。このように巫女は神事・祭事の中心的な存在だったのですが、時代が下がるにつれて神様の託宣よりも儀礼を荘重に行なうことの方が重視されるようになり、巫女はしだいに神職の補佐的な存在に変わっていったのです。しかし、今でも巫女の舞いなどは神様を喜ばせる重要な芸能の1つとなっています。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 神社の話』著: 渋谷申博
記事提供元:ラブすぽ
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