年金の受給開始を機に夫婦で節約生活へ!月2~3万の出費を抑える74歳男性の慎ましい暮らし
イチオシスト
回答者プロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年1月、インターネット上で「節約術エピソード」についてのアンケートを実施しました。今回、エピソードを紹介する74歳男性はそのアンケートの回答者。男性のプロフィールは以下の通りです。
回答者本人:74歳男性
同居家族:妻(72歳)
回答者の職業:無職(年金暮らし)
配偶者の職業:無職
現在の世帯年収:約300万
回答者の個人年収:約200万
住居形態:戸建て(分譲・建売住宅)
居住地:鹿児島県
現在の資産:約300万
年金暮らしで「家計の余裕がなく」なり節約生活に
鹿児島県の一戸建てで72歳の妻と2人で暮らす74歳の男性。現在は無職で年金を受給しながら生活しています。今の受給額は夫婦2人で年間約300万円です。

そんな男性は定年退職し、年金暮らしがスタートした十数年前から節約生活を始めました。一般的に、年金だけで生活費を賄うのはかなり厳しい、とも言われています。
厚生労働省の「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」によると、公的年金や恩給だけで生活しているのは高齢者世帯全体の約43.4%と、全体の4割ほど。残りの6割はシニア向けのアルバイトをしたり、貯金を切り崩したりして、足りない生活費を補っているようです。
さらに調査では、高齢者世帯の55.8%が生活を「苦しい」もしくは「やや苦しい」と感じているとの統計も。実際に男性も「収入が給与から年金のみに切り替わり、家計の余裕がなくなったため」と節約を開始した理由を明かしてくれました。
>>>参考:厚生労働省「2024(令和6)年 国民生活基礎調査の概況」
食費・光熱費・通信費の合計で毎月2~3万を削減、その節約生活の実態は?
毎月2~3万円の節約を目標にしているという男性。具体的に取り組んでいる節約方法については、お風呂の残り湯の活用、洗剤・シャンプーの使用量の削減、食器洗いでの水道代の削減の3つを上げてくれました。

お風呂の残り湯については「洗濯にはもちろん、トイレの流し水としても使用します。タンクの上に残った風呂水をペットボトルやバケツで直接運んで流しています」と言います。
また、ボディーソープやシャンプー、食器用洗剤は残りが少なくなった段階でボトルに水を入れ、薄めて使用。約2倍の量にして、使い切ると言います。
さらに「水道代を惜しんで、食器は基本的にまとめて一気に洗います」とも。それだけではなく「汚れの少ないものから洗い、汚れがひどいものは事前にいらなくなった新聞紙や紙切れで拭き取ってから洗うため、洗剤も水道も最小限です」というこだわりぶりです。
また、食事の自炊、格安SIMへの乗り換えなども実施しており、食費は月に数千円~2万円ほど、電気代・ガス代などの光熱費は月に数百円~数千円、通信費は月に数千円~1万円ほどを削減できているとのこと。
その金額は合計すると約2~3万円。しっかりと目標額を達成しているようです。
「節約疲れ」にストレスも……それでも節約生活を続けるワケ
少しでもおいしいコーヒー豆や専門店のスイーツを購入したり、時には高品質な食材や調味料を使ったり、ランチやデザートなど低価格での“プチ外食”を楽しんだりと、節約をしながらも、ささやかな贅沢を楽しんでいるという男性。
とはいえ、そんな暮らしに「『節約疲れ』とストレス」がたまっている様子です。「日々の出費に常に罪悪感を覚えたり、細かい計算や管理が面倒になり、心が休まらない」と明かします。
さらに「趣味や娯楽、外食などを我慢しすぎることで、生活が単調になり、人生の喜びや楽しみを感じにくくなる」と付け加えました。

それでも食料品、光熱費などの価格がどんどん上がっていく状況で、節約生活をやめるという決断はできません。
実際、男性は米の価格上昇が「家計を圧迫しています」と明かし、さらに「電気・ガス代の負担増が続いており、政府の補助があってもなお家計への重石となっています」と続けます。
また、もう70代の夫婦にとって、どうしても避けて通れない出費が今後の医療・介護費用です。男性は「高齢になるにつれて医療や介護の必要性が高まりますが、家計への負担が重くなっています」と、現状を教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年1月、「節約術エピソード」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
記事提供元:ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
