島原半島ツーリングで必ず寄りたい!バイク乗りに人気の道の駅「ひまわり」【長崎】

イチオシスト

長崎県島原半島南部に位置する南島原市は、有明海と橘湾に面した温暖な地域で、キリスト教にまつわる歴史遺産や火山活動が生み出した独特の自然景観が広がるエリアだ。そんな南島原市にある「道の駅 ひまわり」は、島原半島で唯一の道の駅として、観光客はもちろん、ツーリングで半島を巡るライダーの立ち寄りスポットとしても親しまれている。地元の特産品が並ぶ物販施設や島原名物を味わえるレストランに加え、雲仙普賢岳の噴火災害を伝える「土石流被災家屋保存公園」を併設するなど、地域の魅力と歴史を体感できる道の駅だ。
道の駅の特徴

南島原市は長崎県島原半島南部に位置し、有明海と橘湾に面する温暖な地域である。市内にはキリスト教に関連する歴史遺産が点在し、「島原・天草一揆」終焉の地として知られる原城跡は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。南島原市を含む島原半島全域は、世界ジオパークにも認定されている。


『道の駅 ひまわり』は国道251号沿いに位置する、島原半島唯一の道の駅。令和5年4月にリニューアルオープンし、名称も「ひまわり」に変更された。物販施設とレストランからなる道の駅で、敷地内には「土石流被災家屋保存公園」を併設している。駐車場横にある情報発信施設の2階は展望台となっており、平成新山を一望できる。

売店では、地元産の農産物をはじめ、わかめや海苔、干物といった海産物、手延べ素麺や雲仙ハムなどの加工品、カステラや角煮まんといった土産品まで、バラエティ豊かな商品を販売。売店内にはイートインコーナーがあり、あごだしうどんやキーマカレーなどの食事メニューのほか、コロッケなどのスナック類、ソフトクリームなどのスイーツも味わえる。

レストランでは島原の名物料理を提供。長崎名物のちゃんぽん、島原名物の具雑煮、島原手延そうめんなどが味わえる。さらに、雲仙和牛の焼肉や島原ポークのかつ丼、特製ちゃんぽんといったメニューも用意。餅の代わりにそうめんを使ったオリジナルメニュー「具雑煮そうめん」もある。

土石流被災家屋保存公園内には、雲仙普賢岳噴火に伴う土石流によって埋没した家屋が、当時の状態のまま保存されている。土石流の凄まじさを後世に伝える施設で、大型テント内に3棟、屋外に6棟、計9棟の家屋を見学できる。見学は無料。


物販施設の屋外ではヤギが飼育されており、エサやり体験も可能だ。

道の駅のある島原半島は、海岸線沿いを走るR251をはじめ、半島中腹を走る島原グリーンロード、ワインディングを楽しめる一方通行の雲仙仁田峠循環道路など、ツーリングルートが充実している。道の駅へは雲仙グリーンロード島原南ICを降りてR251へ。R251バイパスの島原道路からはアクセスできないため注意したい。島原半島唯一の道の駅として、島原名物の買い物や食事を楽しめるスポットだ。
施設紹介















島原や長崎の特産品や土産品を販売する物販施設で買い物を、レストランとイートインコーナー、カフェで、島原名物の食やスイーツなどを楽しめる。雲仙普賢岳噴火に伴って発生した土石流の被害状況をそのまま保存・公開する「土石流被災家屋保存公園」が隣接する。
名物&名産品
◆島原手延べそうめん

熟成とひねりを加えながら伸ばしていく昔ながらの伝統の手延製法で作られており、強いコシと滑らかなのど越しが特徴。煮崩れしにくいことから、温麺や、炒めるなどさまざまな調理方法で食べられる。南島原市ではみそ汁の具材や煮物と一緒に煮たりして食べられている。
◆寒ざらし

島原の昔ながらの郷土のおやつ。白玉粉で作った小さな白玉団子を島原の湧水で冷やして、蜂蜜や砂糖で仕立てた特製のシロップをかけたもの。原料のもち米を大寒の日に水にさらすことから「寒ざらし」と呼ばれるようになったといわれている。昔は砂糖が高級品だったことから客人をもてなす菓子としても食されていたという。
◆具雑煮
島原の郷土料理。土鍋に、丸餅、鶏肉、白菜、ごぼう、椎茸、凍豆腐、焼き穴子、卵焼き、ちくわなどの具材とだし汁を入れて、そのまま煮込んだ具沢山の雑煮。昔は正月などハレの日に食べられていた。道の駅ではレストランで食べられるほか、売店で冷凍のものが販売されている。
道の駅周辺のおすすめスポット
◆小地獄温泉館

源泉かけ流し温泉の共同浴場で木造の建物は趣がある。泉質は単純硫黄泉のpH4.2の弱酸性湯で、湯温は高め。浴槽にたまる湯は乳白色で、硫化水素臭が漂う。営業時間は5~10月は9:30~20:00、11~4月は9:30~19:00で水曜定休。料金は大人500円。
◆雲仙地獄

温泉の蒸気が立ち込める一帯を雲仙地獄といい、雲仙温泉を代表する観光スポットである。強い硫黄の香りが漂い、噴気孔から水蒸気が立ち上る様子は、まるで地獄のような雰囲気だ。遊歩道が整備されており、さまざまな地獄を巡りながら散策を楽しめる。なかでも大叫喚地獄は噴気が最も激しく、迫力ある蒸気と轟音を間近に見ることができる。
【バイク乗り必見道の駅】 一覧マップ


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