朝食中に見た松山英樹のチャージ 「近いプレーができた」久常涼が先輩越えの“63”
イチオシスト
<WMフェニックス・オープン 2日目◇6日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
日没のため連日のサスペンデッドとなった米国男子ツアーの第2ラウンド。久常涼が1イーグル・6バーディ・ボギーなしの「63」をマークし、トータル11アンダーで暫定首位につけた。
前半を2バーディ・ボギーなしで回ると、後半では13番から5ホール連続でスコアを伸ばした。15番パー5では2オンに成功してイーグルを奪取。ワンオンも可能な17番ではティショットを池に入れたものの、ドロップ後の3打目をチップインし、ギャラリーを大いに沸かせた。
試合後、久常は後半の猛チャージを振り返り、「バックナインは特別に伸ばせるイメージがあったわけではない」としながらも、「13番くらいからロングでいいティショットが打てて、いい流れでスタートできた」と手応えを口にした。
15番パー5でのイーグルについては「ラッキー」と笑顔を見せつつ、「260ヤードくらい残っていて、7番ウッドで右ラフから。ライも良くて、自分の好きな距離とアングルだった」と明かす。「最終日だったら刻んでいたと思うけど、まだ2日目だったのでアグレッシブにいこうと。それがいい形になった」と、積極性が好結果につながった。
スタート前には松山英樹のスコアを目にしていたという。6連続バーディを含む「64」という圧巻のプレーを見せた先輩の姿に、「朝ごはんを食べながら見ていたけど、ずっとバーディで、本当にゴルフが違うなと思って見ていました」と憧れをにじませた。その上で、「自分もそれに近いプレーができたので良かった」と胸を張った。
松山が過去2勝を挙げている今大会。「テレビで見ていた大会。松山さんが勝ったときは中学生だったと思います」と振り返る。憧れの先輩が1打差の2位につけ、3日目は最終組で共にプレーする。2024年の全米プロでは最終日に同組で回っているが、今回は優勝争いの中で迎えるラウンドとなり、特別な一日になりそうだ。
もっとも、久常自身は気負っていない。先週は自己最高の2位に入り、優勝したジャスティン・ローズ(イングランド)と最終日を同組で回ったが、「一緒でもやることは変わらない。自分のゴルフをするだけ」と話す。松山とのラウンドでも、自分のプレーに集中する構えだ。
先週から好調の波に乗っている久常。その要因に挙げたのはパッティングで、「ストロークのちょっとしたズレがだいぶ矯正されたのが大きい」と分析。「今は自信を持って打てています」と、うなずいた。勢いに乗るツアー3年目の23歳が初優勝に向けて加速する。
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